1.広沢町の菜園                                           トップページへ戻る

 
  勤務先の転任で東京から群馬、桐生の広沢町に転居したのは1989年である。その2〜3年後、近所のKさんから50平方メートルの畑を借りて菜園を始めた。自宅から歩いてすぐ(2分半)の山際の便利の良い所にある。同じ時に6人くらいの人が隣り合った畑を借りて菜園としていたが、殆どの人が途中でやめてしまった。

  そこで、畑をさらに借り増すとともに山際に移り、現在はここで約400平方メートルの畑をやっている。このうち、、野菜を作る菜園は約230平方メートル、妻がやっている花畑が約70平方メートル、駐車スペース、物置き場、わき道に約100平方メートルである。

        花畑 (2015年4月)
       

  この他、山際の上で以前は笹薮の荒地であったが勝手に開墾した所に山菜(ウド、タラの木、蕗、コゴミ、蕨)や山野草(キスゲ、ニッコウキスゲ、カタクリなど)、山椒、イチジク、ブラックべりー、ラズベリーなどを植えている所が約250平方メートルある。この土地の持ち主はKさんに聞いても分からない。バブルの頃転売が繰り返された後、最後の買い主がそのまま放置しているようだ。。

  山際の手前はKさんの土地の領域で大きな桑の木と山桜は以前から生えている。

  他にも隣に空き地があるのでKさんからもっとやりませんかと誘いを受けたが、この広さでも雑草取りなどで大変で借り増すのは止めにした。趣味なので、当初から無農薬、有機肥料でやっている。

   この畑は茶臼山のふもとにあり、畑からは桐生の町並み、鳴神山、赤城山が見渡せる。里山の近くで雰囲気、景色が良く自宅に近いのが好都合。しかし、畑の土は粘土質であまり好条件では無い。乾いた時にはカチカチになり、大雨の後はどろどろになる。

    自宅から畑への途中の雑木林の山道           畑から見た桐生市街、鳴神山、足尾、奥日光の山
          

    
     畑から見た赤城山                          畑から見た茶臼山(294m)、右が桑の木と山桜
          


   鍬で耕すのが大変なのでこの畑を始めた2,3年後に小型耕運機を買った。この耕運機は買ってから10年以上経ちさびも目立ってきたが、今の所動いている。何時駄目になるか気になる。

                         

   また、住宅地のすぐ近くであるにもかかわらず、頻繁に猪が山側から出没するようになり作った野菜類が荒らされるようになった。もちろん猪にも好みがあるようでイモ類、トウモロコシなどは荒らされ盗られることが多いが、葉物の野菜類は見向きもしない。プロの農家なら生活が掛かってるので呑気なことを言ってはいられないだろうが、趣味でやっていることだし猪が出るのも自然が豊富な証拠と半ばあきらめている