赤城 不動大滝 
  不動大滝は赤城山の南面の中腹にあり、赤城山では最も大きな滝で高さは約50m。20年くらい前に滝が全面結氷して見事な氷瀑の写真を見たことがある。しかし、これまで冬場には一度も行ったことが無かった。

   2月11、12日は強い冬型の気圧配置で山は荒れ模様で予定していた山スキーは中止となった。12日は新里の畑で春のジャガイモ植え付けの準備をしたが、その後、少し遅いが2時過ぎから赤城大滝に行って見た。残念ながら滝は全面結氷しておらず水が流れていたが、周囲のツララなどが見事であった。

  途中の登山道は昨日の降雪で雪に覆われており、急な登り下りはやや緊張したが、、先行のトレースのお蔭で問題無く進むことが出来た。途中には、山の中なのに立派なお堂と不動明王のある滝沢不動尊、国定忠治がいたと言う岩屋などがあり、往復2時間足らずの雪中ハイクを楽しむことが出来た。

 
 2017年2月12日 (晴れ)

滝沢駐車場(14:50)−滝沢不動尊(15:15〜15:20)−不動大滝(15:45〜15:55)-滝沢駐車場(16:40)

 2時過ぎに新里の畑を出て、滝沢不動の駐車場に向かった。後半はやや細い山道で、雪に覆われた個所が多く車をゆっくりと進めた。途中で上から降りてくる車2台とすれ違った。彼らは不動大滝まで行って帰った来た人たちだろう。

 雪に覆われた駐車場に2時40分に到着。誰もいない。風がややあり冷たい。ハイカットの軽登山靴に履き替えて4本爪のアイゼンを装着してトレースに従い進んで行った。10〜20cmの軽い乾いた雪に覆われた登山道をトレースに従い進んだ。

    

 

 
しばらく進むと小さな祠があり、中には延命猿の像、
   


次いで、忠治の見張り岩屋、この辺で国定忠治が活躍したようだ。

  


雪の登山道を恐る恐る進むと、突然、滝沢不動尊が現れた。山の中にしては立派なお堂と不動明王の像が立っていた。       
    


傍らには立派なトイレまであった
  


谷筋の細い登山道を行く。                                 突然、林道工事をしている所に出て、その横を通過
   


登山口から一時間で不動大滝に到着。残念ながら滝は水が流れていて全面結氷していなかった。しかし、滝の周囲は一面結氷してツララとなり、氷のカーテンとなっていた。

不動大滝                                             滝の周囲の氷のオブジェ
  


滝の周囲の氷の壁
   


帰りは滑り易い雪の坂道を注意しながら戻った。