荒神山(624m)

  荒神山は桐生市の北側の渡良瀬渓谷鉄道の水沼駅の傍にある標高624mの低山だが群馬100名山にも入っている。国道122号線沿いに荒神山の標識があり容易に上れそうなことは知っていたが、これまで一度も行ったことは無かった。冬晴れで風が冷たかったが、散歩がてらの低山ハイクにでもと思い立って10時半過ぎに自宅を車で出た。

 
 2011年1月25日 (晴れ)
  登山口(11:20)-荒神山(12:40〜12:45)-登山口(13:15)

 渡良瀬川沿いの122号線を行き、水沼駅の手前で右折し渡良瀬川の鉄橋を越えて左折し山側に上がってしばらく行くと荒神山登山口でハイキングコースの看板が立っていた。さらに右折して細い舗装道路を上がると上の駐車場まで行けるが、ここから道路上に雪が2〜5cmくらい積もっていて坂道でスリップすることも有りうる。少し戻って道路の片隅に車を停めた。デイパックに必要なものを入れ、雪に覆われた道路を歩き出した。

 しばらく道路上を歩いてから左折して杉林の中の細い遊歩道を上がって行った。少し行くと道は2手に分かれている。巡視道の標識があるがどちらに行ってよいか分からなかったので、右側に進んだ。これは間違いであった。

 こちらの道は電線を敷設巡視するための道のようでそれほど整備されておらず所々急で斜めに傾いている所もある。その上に雪が2〜5cm積もっているので滑り落ち無い様に慎重に歩いた。最後に下りとなりハシゴを使って舗装道路に出た。この道路はテレビ中継塔を敷設するために作られたものであろうが、荒神山の横を巻いて上がっている。その舗装道路を上がると駐車場に出た。ここから細くなった道路を上がると展望台に出た。風が冷たいが目の前の赤城山が、袈裟丸山が見える。榛名山はかすんでいるし、その先の浅間山は雲で見えない。

雪の残った登山道                      赤城山                              袈裟丸山(上は雲に覆われている)
   

  そこからわずかの歩きで、トイレ、東屋、神社、ベンチがある手つくり広場に出た。広場は雪に覆われている さらに少しの登りで三角点と荒神山の標識がある山頂に出た。周りはツツジが多く春にはきれいであろう。

神社                                手つくり広場                          荒神山
    

  しばらく辺りを眺めた後、手作り広場に戻り下り遊歩道の標識がある杉林の中の登山道を下った。この道は良く整備さており、片側は柵が付けられていた。途中ベンチもある良い杉林の中の道で、行きに取った道より雪も少ない。

  さらに行くと上がってくる単独行の人とすれ違った。平日のこんな日に上がる物好きな人だと思ったが、自分もその物好きの部類。そこからしばらくで分岐点に達した。左側は登りのもう一つのルート。右側は下りルート。下りルートを取るとわずかな下りで、行きに間違えて進んだ分岐点に出た。

  ここから少しの下りで舗装道路に出て車を停めていた道路際に出て帰宅に付いた。

  登りで間違えたので1時間以上かかってしまったが、下りは30分。登山道は整備されていて気持ちよい。桐生周辺の低山も良い山が多い。