今年の三連休は好天であったので最終日の10日に山スキーに出かけようと思ったが、風邪気味で体調が良くないので自重して止めた。その代わり、昼過ぎから自宅近くの里山の茶臼山にいつも通っていないルートを辿って行ってみた。
茶臼山は標高が300mにも満たない里山だが、群馬100名山に入っており多くのハイカーで賑わっている。自宅すぐ横にあるのでしばしば散歩がてら上がっている。コナラを中心とした雑木林の中の登山道は雰囲気が良い。
茶臼山には多くの登山道が作られている。メインの尾根筋の登山道では大勢のハイカーに出会ったが、そこを外れると誰もいなくて静かな山歩きとなる。今回は茶臼山に上がるルートでは最も急で険しいロープがかかっている登山道を上がった。このルートは距離は短かく短時間で上がれるが、滑りやすくやや危険でほとんど辿る人がいない。
下りもほとんど人が辿らないルートを下ったが、それでも全部で二時間かからない。
2022年1月10日(月) 晴れ 微風
単独
標高差: 登り 180 m 下り 180 m (途中のアップダウンを除く)
自宅(13:15)-登山道沿い分岐点(13:40)―茶臼山(13:55~14:15)―尾根筋登山道分岐点(14:45)ー自宅(15:15)
昼食後、山歩きの準備をして、GPS、カメラ、ペットボトルの水を持って出かけた。まず、樹徳幼稚園、樹徳高校野球グランドの横を通り、車も通れる広い登山道を進んだ。
しばらく緩斜面を歩くとやや急になってくる。メインの登山道はそのまま進むが、左側の急斜面には人があまり上がらない登山道が開かれている。ここを上がっていった。すぐにロープが掛けられている。岩が出ている登山道は落ち葉で敷き詰められていて滑りやすい。
直登ルート入り口 冷気が噴き出す通気孔 結構きつい岩壁を登る
時々ロープに掴まりながら慎重に上がったが一度滑ってしまった。急な所は慎重に岩を掴まり三点確保で上がったが良いトレーニングになった。急斜面を直登するので時間は早い。
茶臼山頂上直下に出て少し歩いて頂上に出た。
頂上のお社 桐生市街。後ろにうっすらと赤城山 頂上の休憩東屋
結構大勢のハイカーで賑わっていた。ここで水を飲みながらしばらく休憩。晴れているが、遠方は雲に隠れて見えない。特に南側は曇っていた。北側に目を転ずると赤城山、袈裟丸山、さらにその向こうに雪を被った谷川岳」がうっすらと見えた。しかし、妙義山、浅間山などは雲に隠れていた。
桐生市街を見下ろす。左に雪を被った谷川岳。右に袈裟丸山 頂上から見る南面の八王子山塊
休憩後、メインの尾根筋の登山道を辿り、北側に向った。前回辿った雷電神社に向う尾根筋の登山道に至る分岐点を過ぎて、岡ノ上団地に向う尾根筋を辿った。このルートを辿る人は殆どいないが、この地域一体に太陽光メガソーラーの計画が持ち上がった時に測量のため道が整備されたようである。道の両側にはピンクや青のテープが木や笹に付いていた。
尾根筋の登山道を行く 分岐点で右の尾根に向う 人が通らない登山道を進む
なだらかな尾根筋を辿り最後に谷筋を下った。桐生市の上水配水場を経て岡ノ上団地の上に出て自宅に戻った。
GPSトラック