御岳山、 大岳山 929,1266 m

   御岳山、大岳山は46,7年ぶりの再訪だが、冬に上がった記憶があるだけである。

   昨年亡くなった妹がボランティアで奥多摩で間伐などの山仕事をしていたが、その道具をボランティアのグループに翌日に引き渡すことになり、前日久しぶりに御岳山、大岳山に上がってみることにした。
   
   このルートは人気のコースで尾根筋の登山道、頂上で大勢の参拝客、ハイカーに出会った。登山道、標識も整備されていて、さすが、首都圏にある人気の山と実感した。

 2021年12月11日(土) 晴れ 微風
   単独
   標高差: 登り 420 m 下り 420 m 
 
御岳ケーブルカー終点(11:00)-御岳神社11:25~11:35)―大岳山(13:40~14:00)―ロックガーデンコース(15:25~16:10)ー御岳ケーブルカー(16:45)

  朝食後、取りあえず山歩きの準備をして、8時前に自宅を出た。途中でコンビニでおにぎりやペットボトルのお茶を買った。北関東自動車道、関越道、圏央道を乗り継いで青梅ICを出た。青梅街道、吉野街道をを経て御岳山方向に左折して御岳山ケーブルカー発着駅の駐車場に10時半過ぎに到着。山歩きの準備をして10時45分発のケーブルカーに乗った。
 
  少し遅い時間で客は自分以外に2人連れがいるだけでガラガラである。ケーブルカーを降りて御岳神社までの舗装された道を歩き出した。周りは宿坊や土産物屋が並んでいる。歩いている人は参拝客が多く、山歩きの格好をしている人は少ない。


紅葉が真っ盛り                     黄葉の向こうに御岳山               道は歩きやすい
    


  御岳神社の大きな鳥居をくぐり長い石段を上がり本殿で参拝。本殿の周囲を歩いて他の建物を見ながら参拝。目の前に御岳神社の奥社の御岳山が見えた。


長い石段を上がる                    石段の上に御岳神社本殿                      本殿横の社
    



  長い石段を降りて右側の大岳方面に標識に従って歩を進めた。さすがに大岳方面は山歩きの格好をしている人だけで少ない。おまけにに時間が遅いせいか、降りてくる人がちらほら見られた。


御岳神社の狛犬(オオカミ?)             御岳神社奥の社                   大岳方面に進む
    


 
  登山道は整備されていて道幅は広く傾斜も緩く歩き易い。降りてくる登山者はかなり会ったが。これから上がる人は少ない。ゆっくり歩いている途中に、2,3人の若者に追い越された。彼らのペースにとても付いていけない。ロックガーデンの入り口を過ぎて、だんだん傾斜はきつくなってきて道幅も狭くなってきた。


歩きやすい登山道を行く               樹林の間に目指す大岳山              鎖場を上がる
    


  危険、滑落注意などの標識のある狭い登山道を通り過ぎて芥場峠に達した。目の前に大岳山がそびえている。ここからが本格的な登山道となり、岩混じりで傾斜もきつくなってきた。所々鎖が付いており、滑落注意の標識が見える。 大岳山荘の横を通り鳥居を超えた。


鎖場が続く                         修理中の大岳山荘                   大岳山に向う鳥居
   


最後の急斜面を慎重に上がり傾斜が緩くなったところをしばらく行くと大岳山の山頂であった。


大岳山の社                       大岳山頂標識                      目の前に御前山。後ろは雲取山
    


  山頂は広く大勢の登山者が休んでいた。ここで休んで遅い昼食を取りながら周囲の景色を眺めた、左手に雪を被った富士山、その手前に大菩薩連峰、正面に御前山その向こうに雲取山などの奥秩父の山々が遠望された。


遠くに雪を被った富士山               大菩薩連峰                      奥秩父の山
    


  もっと休んでいたい所だが、2時になったので下り始めた。下りも慎重にゆっくり進んでいる最中に何組かの後続のグループに追い越された・ロックガーデン入り口で時計を見ると3時半前。このペースでロックガーデン経由で戻っても明るい内に下れる。そこでロックガーデンの方に道を取り、下るとすぐに綾広の滝が見えた。小さな鳥居が立っておりここで水行をするようだ。


ロックガーデン方面に下る               綾広の滝                      滝には鳥居が
    


  さらに沢沿いを下っていった。両岸は大小の岩で覆われていて、ロックガーデンの名前のように奇岩が連なっていた。途中でトイレと休憩所が有り立ち寄った。ベンチで2人連れが休んでいた。辺りは少し暗くなってきた氏、傾斜牛る区なってきたので、少し歩を早めた、天狗岩を過ぎて登りとなった。


沢沿いのロックガーデンの道
    


  登りは予想以上に長い。途中で犬を連れた家族連れが下りてきた。長い登りをようや終えて行きに取った広い登山道に出た。後ろから山仕事を終えた軽トラックがやって来たので道を譲って進んだ。 


苔むした岩                       天狗岩                         ロックガーデンの入り口(出口)
    


  御岳神社に出たがもう参拝客は誰もいない。石段を降りて宿坊が並んで立っている御師集落を抜けてロープウェー乗り場に到着。暗くなる直前の4時45分であった。大勢の登山客、参拝客で一杯であった。5時出発のロープウェーに乗ってトープウェー始発駅に到着したときには暗くなっていた。駐車場で車を回収し、この日の宿に向った。


 GPSトラック (下りのトラックのみを記入)