ここ一ヶ月近く山に行っていないので、体力作りを兼ねて自宅から歩いて簡単に行ける里山に上がってみた。
この里山の中では茶臼山が最高峰だが良く訪れているので、今回は茶臼山を外して尾根筋を歩いた。この里山は主としてコナラの雑木林が続いていて雰囲気が良い。中腹の沢筋には何カ所かカタクリの群落があるが、メインの登山道から外れているので訪れる人もいない。もちろん今はカタクリなど見られないが、その群落が今はどうなっているのか見に行くのも目的の1つ。
メインの尾根筋の登山道ではかなり大勢のハイカーに出会ったが、そこを外れると誰もいなくて静かな山歩きであった。自宅近くで簡単に行けるのが良い。
2021年12月4日(土) 晴れ 微風
単独
標高差: 登り 160 m 下り 160 m (途中のアップダウンを除く)
自宅(9:05)-桜塚道路沿い(9:25)―荒神山(9:45~9:50)―八王子山(10:55~11:00)ー水道山(11:30)ー浄水場貯水槽(11:45)ー県道沿い(11:50ー自宅12:35)
朝食後、取りあえず山歩きの準備をして、GPS、カメラ、ペットボトルの水を持って出かけた。まず道路上を歩いて桜塚の荒神山北口に向った。民家の横の細い道はすぐに無くなり荒神山山北斜面は笹林、さらに雑木林が続いている。
登山道や遊歩道は無く半分藪漕ぎ状態で進んだ。傾斜は緩く歩きやすい。上がっていくと笹は少なくなってきた。コナラの雑木林は所々陽が差していて下草も少ない。3月下旬になると一面カタクリの群落の花が咲いている所である。今は何も無いが雰囲気は良い。。
道が無い笹藪を上がる カタクリの群落がある雑木林 季節外れの山ツツジの花
笹藪の切れ目を上がっていくと、笠懸側から荒神山に上がる登山道に出た。やはり整備された登山道は歩きやすい。上から降りてくる登山者にお目にかかった。わずかな登りで荒神山に到着。ベンチに座って少し休憩し水を飲んだ。
登山道に出た コナラが紅葉 荒神山山頂
荒神山から傾斜は緩いが、アップダウンが結構ある尾根筋の登山道を進んだ。まず右側の斜面に太陽光発電のパネルが連なるメガソーラー発電施設の横を通過した。コナラがメインの雑木林の中の尾根筋の登山道は里山の雰囲気で素晴らしい。
メガソーラー発電施設 雑木林の中を行く 楢の紅葉
適当にアップダウンが有るが急傾斜は短い。なだらかで歩きやすい登山道を進んで言った。尾根筋の右側は杉や檜の植林隊になるが左がは雑木林が続いている。急傾斜を上がるとベンチのあるピークに出た。左側に行けば茶臼山に向うが、本日はそのまま進んだ。この尾根筋の登山道は歩きやすいが雰囲気が良い。かなり大勢の中高年のハイカーに出会った他、トレラン姿の若者もいた。
杉の植林隊の横を行く 黄葉真っ盛り 金山城北の砦の古井戸跡
一旦下ってから上がると古井戸がある。この古井戸は戦国時代に使用されていたとの説明文が出ていた。この古井戸からさらに少し行くとは八王子山の標識が立っていた。周囲はヤや広く、ここに戦国時代に金山城の北の砦があったとのことである。
八王子山の石碑 山中に庚申塚 水道山に向う
登山道に戻って少し下ると、鞍部から左側に下った谷筋の斜面にカタクリの群落があるが、もちろん今は見えない。目の前のピークを上がりそのまま進んでいけば籾山峠から南公園あるいは太田市側に向うが、本日は左に折れて尾根筋を水道山に向う。
水道山から見る茶臼山 水道山を下る 登山口に出た
しばらく行くと見晴らしの良いピークに出た。茶臼山が目の前に見える。尾根筋の登山道を下っていくと桐生市の水道配水場に出た。道路沿いを歩き、途中ショートカットして畑の間を歩いて八王子神社に向う道路沿いに出た。
黄葉が盛り 茶臼山を見ながら畑の間を行く 道路際にお地蔵さんと庚申塚
後は道路上を歩いて自宅に戻るだけ。3時間以上かかったが、良い運動だった。
GPSトラック