四連休で帰省していた息子と一緒のハイキング。お彼岸近くでやや涼しくなったとは言え、まだ暑いので標高1000m以上の榛名山周辺の山で半日行程の相馬山に行くことにした。
自宅から2時間以内で登山口に行けるかと思ったが、途中の道路は人出で多く、車が渋滞していて、往復とも予想以上の時間がかかってしまった。
相馬山に上がる登山道は距離は短いが、上部は鎖やはしご場があり慎重に上り下りをした。ガイドブックのコースタイムよりかなりの時間がかかったが、無事に山歩きを楽しめることが出来た。
2020年9月21日(月) 薄曇り時々晴れ
二人
県営グランド駐車場(12:00)-スルス峠(12:35)-ヤセオネ峠分岐点(13:05)-相馬山(13:45~14:05)-ヤセオネ峠分岐点(14:40)-ヤセオネ峠(15:00)-駐車場(15:35)
朝食後、車で自宅を出たのは9時20分。途中の17号線、以下の温泉周辺の道路が込んでいて登山口近くにある県営グランド駐車場に11時30分に到着。山歩きの準備をして歩き出したが、始めは間違えて道路を反対方向にしばらく歩いてから戻ったので、約20分のロス。間違っていることに気付いて戻り道路上のガードレールを跨いで超え登山口に入った。
登山口から木の階段を上がる 尾根に到着 ススキに覆われた登山道
登山口から直ぐに木の階段の急登が続いた。この急登を登り切ると尾根筋の平坦な登山道となった。前 方にこれから上がる相馬山が見えた。平坦な登山道の周辺にはマツムシソウやトリカブトなど秋の花が咲いていた。登山道に覆いかぶさるススキの穂は秋の風情である。道路上では多くの車が行き来していたが、登山道は誰にも会わず静かであった。
なだらかな尾根筋の登山道を進むと、右手に特徴的な大きな岩のスルス岩が見えた。スルス岩への標識を過ぎてスルス峠に達した。その先にはあずまやがあり、3人が休んでいた。その先の石段を上ると相馬山と書かれた小さな鳥居が立っていた。その鳥居をくぐり気の階段を上がって行た。上からは3,3人連れが2組降りてきた。上がり切ると鞍部となり、ヤセオネ峠の分岐点に達した。
これから上がる相馬山 樹林の中の平坦な登山道を行く 石碑、石像が
目の前に相馬山と書かれた立派な鳥居があり、鳥居をくぐるとすぐに岩がゴロゴロ転がっている急斜面の登山道が相馬山に向かう。少し休憩している間に、後ろからやって来て2人連れに追い越された。
相馬山に上がる分岐点に鳥居 鳥居の周辺には多くの石碑 はしごを上がる
急斜面の階段状の岩場の登山道を進むと鎖場、続いて鉄梯子が出てきた.ここで少し休んで上から降りてくる人を待った。次いで手すりのあるはしご、さらには鎖が続いて慎重に上がった。
はしごが続く 鎖場を上がる 頂上にある鳥居
鎖、梯子の後、やや急斜面の登山道を経て最後は緩斜面となった所で鳥居と社務所がある相馬山山頂であった。黒髪神社の由来が書かれた石碑、石像が立ち並んでおり。周囲は御影石の柱で覆われていた。こんな山の上にこのような立派なものが立ち並んでいるのに感心する。
相馬山の標識 頂上にある黒髪神社の社務所 2体の石像
先行者が休んでいた。我々モ遅い昼食をとりながら休んだ。眼下の町や近くの山はかすんで見えたが、遠くの山々は雲に隠れて見えない。先行者は先に下って我々だけになった。
頂上にある多くの石碑、石像、お社が 近くの山々は見えるが、遠方の山々は雲に覆われていた
休んだとは下山開始。ゆっくりと慎重に下って行った。途中親子連れが上がってくるのに出会った。小さな女の子が身軽にはしごを上がって行った。
ヤセオネ峠の分岐点まで戻った。これから上がると言う親子4人連れがいた。
分岐点からヤセオネ峠までは樹林帯の中の広くて傾斜の緩い登山道で雰囲気が良い。大きな赤い鳥居をくぐるとヤセオネ峠の下に出た。あとは舗装道路の横の歩道を歩いて駐車場まで戻った。
登山口近くで鳥居が続く登山道 ヤセオネ峠登山口には大きな鳥居 道路上から歩いた尾根、相馬山を振り返る。
後片付けをして車で帰途に就いた。伊香保温泉を経て渋川ICから高速道路を経て帰ったが途中で渋滞があり時間がかかった。
途中で見た秋の山の花と蝶
トリカブト マツムシソウ アザミ
センノウ(?) オミナエシ ミドリヒョウモンのオスとメス(黒っぽい)
GPS トラック
PSトラック