鼻曲山 1655 m

   今年は異常気象ですっきりした秋晴れの日が少ない。その中で、10月12,13日は比較的天気が良く晴れるとの気象情報であった。標高が1500m以上で紅葉が始まっていそうな鼻曲山と御飯岳、破風岳に2日かけて行くことにした。いずれの山も比較的短時間で行ける楽なコースで無理なく行ける。

   13日は、自宅を朝早く出て鼻曲山に上がり、下山後、鬼押し出しを見学してから万座温泉に行き、泊まることにした。自宅から高速道路を経て軽井沢ICで下りてから登山口の長日向まで2時間半かかった。

   さすがに平日で、途中会う人は誰もいなかった。鼻曲山に上がる登山道は下部は歩き易かったが、上部の尾根筋の急な直登コースはクマザサに覆われていてやや歩きづらい。紅葉は始まったところで、静かな山歩きを楽しむことが出来た。

 2020年10月13日(火) 薄曇り時々晴れ
   単独
  長日向(8:55)-鼻曲山(11:05~11:15)-長日向(12:45)


  自宅を6時過ぎに出て、北関東自動車道、関越道、上信越道を乗り継いで軽井沢ICで下りて、旧軽井沢方面に向かった。白糸八ランドウェイの料金所からしばらく行くと長日向バス停があった、個々の空き地に車を駐車した。山歩きの準備をして歩き出し他が、道を間違えて引き返して20分のロス。

  道路沿いを少し歩くと別荘地に向かう林道が右側に続いていた。唐松林の中の別荘地の林道を進んだ。唐松林の中の林道は歩きやすく雰囲気が良い。別荘地は終わっても緩い登山道がずっと続いていて林道に出た。林道を横切り、霧罪温泉へと言う標識に従い登山道を上がった。

唐松林の中の登山道を行く               紅葉が始まり出している
  



   なだらかな登山道を進むと唐松林から雑木林となり、色づき始めた紅葉、黄葉が見えてきた。分岐点に達すると右側の谷筋の登山道が崩落で通行禁止という標識が出ていた。

  左側の尾根筋の直登コースを取った。急な尾根筋の登山道は上部はクマザサに覆われていてやや歩きづらい。最後の一登りで3角点のある頂上に出た。薄曇りで近くの山々は見えるが、北アルプスなど遠方の山々の展望はない。右側の峰の方がやや標高が高そうである。そちらの方に林間の稜線上をわずかに進むと鼻曲山の標識が建っている山頂であった。


部は紅葉が盛り                  ススキの穂が晩秋の雰囲気            頂上(小天狗)の三角点
  


  ここで行動食を取りながら休憩。鼻曲山から霧積温泉方向に急斜面を下ってから戻る周回コースを行くのはやめて、登りのルートをそのまま下って戻ることにした。

鼻曲山山頂の標識                  山頂付近の紅葉                  山頂yから見る浅間隠山
  


  のんびり歩いて1時間半近くかかって長日向に戻った。たまたま別荘にいた住民の方としばらく長話。車に戻って後片付けをして、峰の茶屋をj経て鬼押し出しに向かった。

  鬼押し出しは横を通り過ぎたのは何度もあるが、園の中に入って見学したのは初めてである。結構大勢の観光客がいた。昼食を食べてから1時間以上かけて園を一周したが、予想以上に整備されていてそれなりに面白かった。その後、今夜泊まる万座温泉に向かった。

名残の花
トリカブト                         リンドウ                     シオン(?)
  



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