赤薙山 2010 m

    会津駒ヶ岳に上がった翌日は比較的簡単な短い半日コースの山歩きをして帰ろうと考えた。そこで湯の花温泉に泊まり早朝林道を車で上がり猿倉登山口から田代山、さらに時間体力に余力があれば帝釈山に上がり戻った後、林道を日光方面に下って帰ろうかと予定した。

     そこで、湯の花温泉の民宿に宿泊。ところが、宿の人から林道は猿倉登山口までは行けるが、その先は土砂崩れの復旧工事が終わっておらず通行止めで日光方面に行くなら引き返さねばならないとの情報を得た。田代山、帝釈山は20年以上前に一度行ったことがあるので、今回上がってから林道を引き返すのは止めにした。その代り日光方面を経て帰る途中の霧降高原から赤薙山に上がって見ようかと考えた。

     霧降高原は25年以上前に家族で何回か訪れている。当時は冬はスキー場が営業していた。夏場はリフトが動いていて簡単に上まで上がれた。家族でリフト終点から赤薙山の途中まで上がって引き返したが、山頂までは行っていなかった。

     出来れば、女峰山まで行って見たいところだが、体力的にも時間的にも無理である。赤薙山だけでも上部は急斜面できつい所があり、2日続けての山歩きでやや疲れた。

    2018年8月20(月) 晴れ後曇り 微風
   単独
 霧降高原キスゲ平(9:30)-赤薙山(11:35)-霧降高原キスゲ平(13:20)
(14:20)
  湯の花温泉を朝車で出て日光方面に向かった。途中の五〇里ダムで右折して栗山方面に向かった。そこから山道を進み大笹牧場に到着。山中とは思われない立派な駐車場、観光施設、土産物屋のある牧場で、土産物を購入した。
  
  さらに山道を車を進めると霧降高原のキスゲ平に到着。駐車場に停めて山歩きの準備をして出発。かってはスキー場のゲレンデあった草原が上まで続いている。ここは七月にはニッコウキスゲの群落の反が見事だが、今はただの草原が続くのみである。

  以前はリフトで簡単に上がれたが、今は階段を上がらなければならない。階段は良く整備されているが全部で1450段近くあり結構きつい。途中には遊歩道があり、よく整備されている。

勝手のゲレンデを上がる階段               上からかってのゲレンデを見下ろす           赤薙山
    


  階段の最上部の展望台で下部に広がるかってのゲレンデ眺めた後、歩き始めた。鹿除けのゲートを通って進んだ。初めは緩斜面の見覚えのある登山道が続いた。比較的歩き易い。

  見通しの良い尾根筋を上がると樹林帯に入り斜面が急になって来た。山頂直下の急斜面を上がり切ると赤薙山の標識のある山頂であった。登り始めは青空で晴れていたのに、一面の曇り空となった。女峰山方面の高い山は上部が雲に覆われて見えない。気象情報では午後から天候が崩れるとの事、先に進まず戻ることにした。
 

最後の急斜面を上がる                  赤薙山山頂                         上部が雲に覆われた女峰山方面
    


   登りに取ったルートをそのままゆっくりと下って行った。赤薙山頂上付近も雲に覆われて来た。良いタイミングで降りることが出来た。霧降高原に戻り、後片付けをして帰途に着いた。

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