茶臼山 294 m

    茶臼山は自宅から直ぐの裏山で最短距離なら往復しても一時間かからない里山である。雑木林の中の登山道(遊歩道)は雰囲気が良いのでしばしば訪れている。戦国時代から山城として利用されていたようで、山中には古い石碑が立っていたり、いろいろの登山道が開かれている。

    今回は少し遠回りだが荒神山に上がり尾根筋から反対側の藪塚側に下った後、登り返してからこれまで通っていなかったルートを下って見ることにした。2時過ぎに自宅を出て、暗くなる直前の5時過ぎに自宅に戻った。途中でで逢った人は一人だけ。

    短距離だが急斜面の下り、雑木林の中の雰囲気の良い尾根道、古い石碑やお宮などがあり、里山の良さを再確認した。

   

2016年1月6(水) 晴れ
   単独
 自宅(2:20)-荒神山(2:45)-稜線上3本松コース下山口(3::12)-東毛少年自然の家(3:35)-尾根筋(3:55)-水道山(4:05)-八王子神社(4:40)-自宅(5:10)
   自宅から住宅街を抜けて大正時代に山際に作られた灌漑用のため池の横に出た。この池は下部にあった水田のために作られたようだが、今は
水田はほとんだ宅地となっている。役目を終えたため池がそのまま残っている。笹林と雑木林の中の登山道を上がって行くと荒神山に出た。頂上は雑木林に覆われてい古い石碑、新しい標識、壊れたお宮の残骸が残っている。

古いため池                          雑木林の中の登山道                   荒神山山頂
     

  荒神山から茶臼山方面に向かった。雑木林の中のなだらかな尾根道を進むと右手にメガソーラー発電施設が出て来た。以前はなった施設で最近建てられたようである。

メガソーラー発電施設                    尾根筋の登山道(遊歩道)                 古い石碑
    

  雰囲気の良い尾根道を歩いていくと、三本松コース下山口の標識に出た。ここから藪塚側の東毛少年自然の家方面に向かった。下りの根筋は短いが急で落ち葉が積もっていて滑り易い。所々ロープが張ってある。やや緊張しながら下り切ると、道路沿いに出て東毛少年自然の家に出た。夏場は小学生でにぎあうのだろうが今は人気が無い。

三本松下山口                         落ち葉が積もって滑り易い登山道            狂い咲きツツジ
    

  ここから鎖場コースを茶臼山方面に尾根筋を上がった。稜線に上がると庚申塔と書かれた大きな石碑が立っている分岐点に出た。この石碑も江戸時代のものだろうか?

庚申塔と書かれた石碑                   水道山から見る茶臼山                   尾根道を行く
    

  茶臼山方面に向かい次の分岐点で水道山、広沢町方面の方向に進んだ。こちらを通るのは今回初めてである。わずかな登りで水道山に到着。目の前に電波塔などが立っている茶臼山が見える。

  やや長い尾根筋を下ると石碑、お宮が出て来た。山中に立派な石碑とお宮があるのに少しびっくり。先日訪れた根本山にも古い石碑や壊れかけたお宮があったが、こちらも信仰の対象だったのだろう。

お宮には石碑が一杯                       お宮                              砂防ダムの上流側の沢を越える
    

  林越しに民家が見えた。最短距離で民家のある方に行こうと進むと沢筋に出た。砂防ダムがありその上流側の水の少ない沢を越えて八王子神社の前の道路に出た。後は道路沿いに自宅まで戻り、暗くなる直前に自宅に到着。

   GPSトラック