三壁山(1974m)、エビ山(1744m)
単独
  11月になると上信越地域の標高の高い山は紅葉も終わりだが、落ち葉を踏みながらの晩秋の静かな山行が予期される。8、9日は高気圧圏内で良い天候との天気予報であったので野反湖周辺の山に出かけることにした。しかし、西高東低の冬型の気圧配置で寒気が上空にあるとのことで、天気が崩れることは無いだろうが、好天は少し望み薄。42年前に一度だけ志賀高原から野反湖まで縦走したことがあるがそれ以来の野反湖である。

2011年11月8(火) 小雨(みぞれ)、後曇り時々晴れ
野反湖登山口(9:50)-三壁山(11:10)-高沢山(12:00)-エビ山(12:55-13:05)-登山口(14:00)

   朝6時過ぎに自宅を車で出て9時半に野反湖の駐車場に着いた。長野原まで快晴だったのに、ここではみぞれ交じりの小雨がぱらついていた。天候はこれ以上悪くなることは無さそうで回復に向かうであろう。登山者は一人もいない。準備してバンガローが並んでいる横の登山道を進んだ。風が無いので林間の登山道を折り畳み傘を差して登って行った。少し上がるとうっすらと雪が積もっており、みぞれ交じりの小雪がちらついていた。登山道は急だが良く整備されていたので問題無く進んで三壁山の頂上に達した。この頃から小雪交じりの雨は上がり曇り空となった。林の中で見通しは悪くそのまま通り過ぎた。
雪に覆われた登山道               三壁山                      エビ山への緩い登り
    

  なだらかな下りの登山道をのんびり歩くとカモシカ平の分岐点で右に行けば滋賀高原の方に通じている。そのまま少し上がると高沢山の頂上に達した。この頃から、晴間も出てきて比較的暖かくなった。針葉樹の林間を下り、鞍部から穏やかな登りでエビ山に到着。草地の広い頂上で昼食を取り休憩。その後、下手に野反湖を見ながら下りキャンプ場に達した。後は野反湖周遊道路を辿り駐車場まで戻った
 車で和光原まで戻り、日帰り温泉バーデ六合に行き入浴し今日の疲れを癒した。