諏訪山(1549m)
単独
  7月末に行った谷川馬蹄形縦走の際傷めた膝の痛みがなかなか引かず整形外科医に見てもらった所、変形膝関節症の初期状態との診断。痛みは3〜4週間ほどで引いたがなかなか山に行く気が起こらなかった。10月になって自宅近くの茶臼山に2,3度出かけてみて山歩きも無理をしなければ大丈夫そうだと分かり、紅葉が期待できる西上州の諏訪山に出かけることにした。
  諏訪山は群馬100名山の一つでまた日本300名山でもある。標高はそれ程高く無いが険しい山でハシゴやロープが何箇所も設置されており決して一般的なコースとは言えないと思った。険しい所は緊張したため膝や足の筋肉が痛くなったが、ゆっくり歩いたのでなんとかなった。紅葉シーズンの日曜日でしかも日本300名山であるにもかかわらず、結局一人の登山者に会わない静かな山行であった。

2011年10月23(日) 晴れ時々曇り
浜平登山口(9:00)-湯ノ沢の頭(10:50)-三笠山(12:25)-諏訪山(12:55〜13:10)-三笠山(13:35)-湯ノ沢の頭(15:00)-登山口(16:15)

   朝7時過ぎに自宅を車で出て9時前に上野村の浜平の登山口にある駐車場に着いた。登山者は一人もいない。準備して湯の沢沿いの登山道を進んだ。雰囲気の良い沢沿いの道で木の階段や丸太の橋がついている所もが基本的には沢歩き。水が少ないので問題が無いがどこを歩くか迷ったりして時間がかかった。
              

   最後の急斜面を上がると湯ノ沢の頭に出た。ここから尾根通しの歩き易い登山道で、辺りの木々は紅葉となっていた。これから行く諏訪山を木の間越しに見ながら進んだ。
         

   トタン板製の壊れかけた避難小屋を通り過ぎると急に険しくなり、岩場の登りはハシゴやロープが何箇所かに掛かっていてその通過に緊張する。周囲の紅葉をゆっくり見ている余裕は無い。三笠山を頂上を過ぎるとロープが掛かった岩場の下りとなった。
     

鞍部に降りてから急な登りで木々に覆われた平坦な諏訪山の山頂に達した。頂上でコンビニで買ったおにぎりの昼食。
       

   下りもハシゴやロープの岩場を少し緊張しながら通過した。壊れかけた小屋を通過すると後はのんびりした尾根歩き。湯ノ沢の下りで一箇所間違えて行き対岸に道があるのを見て引き返した。登山口の駐車場に戻った後、浜平に有る日帰り温泉に入って汗を流し疲れを癒した。ガイドブックのコースタイムよりかなり時間が掛かったが何とか行けて良かった。
  この後、翌日登る予定の御座山の登山口の長者の森に向かった。