毛無山(1945m)

2011年7月5日(火)
麓集落の登山口駐車場(5:45)-毛無山(8:40)-大見岳(9:00〜9:10)−毛無山(9:30〜9:40)−地蔵峠(10:45)−麓集落の登山口(12:30)
単独


   毛無山が富士川の東側、富士山の西側に連なっている山塊にある。この山塊の最高峰は大見岳だが、一等三角点は毛無山にあり一度は登ってみたいと思っていた。

  前日4日に東京で用があり、7日には静岡で高校卒業50周年記念の同窓会があるのでその間の5日に毛無山に登る計画を立てた。

   車で自宅から東京まで行き用を済ませた後、中央高速を経て河口湖まで行き富士山の北麓を通り朝霧高原を経て4日の夜、麓集落の登山口駐車場に着き車中泊。

   夜半、かなり激しい雨が降っていた。朝、4時半に目が覚めてが雨が時々降っていた。ゆっくりと朝食を取り、模様眺めで一時間くらい費やした。5時半過ぎに雨が上がり出した。携帯電話で天気予報を見ると、これkら天気は回復して行く様である。準備して出発。さすがに登山者は一人のみ。

   朝早い涼しいうちに上がろうと思ったが、朝から湿度温度が高い。雨上がりでもやがかかっていて歩き出して汗が直ぐに出て来た。おまけにブヨや蚊がまとわりついてきた。林間の登山道は殆んど風が無く気持ちが悪い。時折吹く風が心地よい。

   ぶなの樹林の尾根道を上がり稜線に出ると、登山道の傾斜は緩くなり吹き抜ける風も多くなって来て気持ちが良い。ブヨや蚊が少なくなってホッとした。しばらく行くと毛無山の標識がある頂上に着いた。この山塊の最高峰は大見岳なのでそちらに向かった。草原と潅木が混じった傾斜の緩い尾根道は気分が良い。木の間越しにかさ雲を被った富士山が目の前に見えた。少し行くと大見岳の頂上に着いた。さらに少し行って様子を見た後引き返し毛無山に戻った。

樹林の中の大見岳山頂       尾根道から見た富士山       毛無山山頂
  

   しばらく、休憩し行動食を取った後稜線沿いに地蔵峠に向かった。始めは緩やかな下りだが、下るにつれ苦手な下り急斜面になってきた。膝が痛くなるのでストックを利用して下り地蔵峠に到着。麓集落への急な下りを降りると沢沿いに出た。ここで、沢の水でノドを潤した。尾根を登リ巻いた後再び沢に出て岩がごろごろしている沢沿いの登山道を下り、堰堤の横を通り登りの分岐点に到着。わずかな下りで駐車場に着いた。一人の登山者にも遭わなかったが、駐車場には5,6台の車が駐車していた。

  汗でびしょぬれになったズボンとシャツ、下着を着替えて次の目的地に向かった。

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