赤城山(地蔵岳) 1674m
赤城山は自宅から近いが、 降雪量が少ないので山スキーはあまり考えられない。ところが、昨年3月末に地蔵岳に山スキーに出掛けて見ると、距離は短いが意外に良かった。
先週の関東地方の大雪で、赤城山も積雪量が50mとなり、日本一小さなスキー場と言う看板が立っている赤城山第一スキー場も滑降可能との事だった。
30日火曜日は天候も良く風も弱そうだったので、朝食後急遽思い立って足慣らしの運動を兼ねて赤城山の地蔵岳に山スキーで行って見た。
1月30日(火) 晴れ、風弱し
単独
登行高度:310 m、 滑降高度:310 m
赤城山第一スキー場先の駐車場(11:25)-小沼分岐点(12:00)−地蔵岳(12:40〜13:00)-小沼分岐点(13:20)-駐車場(13:50)
朝食後、山スキーの用具、装備を用意して9時半過ぎにに自宅を出た。途中でコンビニに立ち寄り、食料を買い、赤城山に向かう道路を進んだ。標高700mを越えるあたりから雪が見えて来て、標高1200m辺りでは道路上に圧雪された雪が積もっていた。
赤城山第一スキー場の手前の駐車場に11時過ぎに到着。天気は晴れており、一部雲がかかっていたが風は弱い。山スキーの準備をしてシール歩行で雪に覆われた道路を越えて赤城山第一スキー場の横の登山道を上がった。小さなスキー場は人気が無い。
先行のスノ-シューのトレースについて上がって行った。雪はまだ少なく所々藪が出ていたり、岩が出ている所があったが、シール歩行で上がる分には問題無い。
、
小沼に至る分岐点から地蔵岳を目指して上がって行った。先行の登山者2人がいた。初めは緩斜面だが、だんだん斜度がきつくなる。滑らないようにストックに力を入れたら、力を掛ける方向が悪かったのかストックが曲がってしまった。
小沼分岐点 初めの緩斜面を行く だんだん急となる
曲がった所を直してテープで補強している間に、上から単独の登山者が下りてきた。さらに後続の単独行登山者にも追い越された。応急処置をしたストックを使いハイクアップを続けて地蔵岳頂上に到着。先行の2人が休んでいた。
地蔵岳からみる大沼と黒檜岳 頂上の電波塔群 1列に並んだ石の地蔵さん
しばらく休憩を取りながら昼食、風はややるものの暖かい。頂上でシールを外して滑降を開始。未だ未だ積雪量は少ない。藪が随所に出ており、小さな沢が埋まり切っていない。さらに、一週間前の大量降雪後は寒い日が続いていたので雪は締まっておらず、表面だけが解けて固まり、内部は軟らかい最中雪状態となっていた。
頂上からの下り 笹が出た林道を滑り降りる 赤城山第一スキー場下部
スピードを落として斜滑降、キックターン、ボーゲンを交えながら慎重に滑り降りた。最後は腰が後ろに引けて何度も転んで起き上がるのも苦労。スキーがこんなに下手だッたかと思いながらも、半日コースの良い運動だった。
GPSトラック(赤は登り、青は下りの滑り)