望岳台 950m 


  今日は北海道山スキー行3日目で最終日。気象情報は薄曇りのち小雨だが、朝は晴れていて見通しが良かった。午前中の天気が良い時に白金温泉から望岳台を経て行ける所まで十勝岳方面に行くことにした。

 

  3月30日(水) 晴れ時々曇り、強風

2人

登行高度:325 m、 滑降高度:325 m   

白銀温泉(9:10)−望岳台(10:05〜10:55)-白銀温泉(11:20)


   朝食を取り9時過ぎにホテルを出た。しばらくスキーを担いで道路を歩き吹上温泉方面に進んだ。入り口ではゲートが開いており除雪のための作業員が車に乗っていた。ここの開通は4月25日との事であったが、除雪はすでに望岳台まで終わっているようである。

   ゲートを通り過ぎて少し行った上に橋がある所で左側の雪のある路肩に上がりシール歩行を開始。橋の先には緩斜面の樹林帯の切り通しの間に広い登山道があり、前日のものと思われるトレースが沢山付いていた。登山道は直接白金温泉から望岳台に向かう遊歩道であった。

樹林帯の切り通しの遊歩道を行く            前十勝岳が見えてきた                  前十勝岳から十勝岳
    

   陽がさして暖かい。のんびりと緩斜面を上がって行くと正面に前十勝岳が見えてきた。上がるにつれて樹林は少なくなり望岳台の近くになると疎林帯から無立木となり、風が強く吹いていた。とりあえず、望岳台の石碑がある所まで行ったが、風が強く押し戻されて少しふらつく。

   望岳台の駐車場では作業員が整備をしていたが他には誰もいない。目の前は大きく開けて前十勝岳から十勝岳まで一望できる。

十勝岳連峰                         望岳台                           緩斜面の遊歩道を滑り降りる
    

   風が非常に強かったので今日はここまでとし戻ることにした。少し戻って風が吹いていない谷沿いの樹林帯の中で大休止。後はシールを外して広い遊歩道の緩斜面を滑り降りて白金温泉まで戻った。

  最終日は少し物足りなかったが、これで今回の北海道山スキー行は終了。天候に恵まれて十勝岳周辺の山スキーを楽しむことが出来たのは幸いであった。

翌日、旭川に戻り飛行機で帰途に付いた。 お世話並びにレンタカーの運転をして頂いた佐藤さんに感謝する。


GPSトラック(赤は登り、青は滑降)