神楽峰 2010m (かぐらスキー場から雁ヶ峰) 

   先週は長いロングコースの日帰りでつらかった。今週は土曜日に天気が良さそうだったので、ゴンドラとリフトを使って楽に上がれる神楽ヶ峰方面に出掛けた。かぐらスキー場は上の第5リフトも運行しているので登りが非常に楽である。リフトの上から稜線まで上がり、霧の塔、雁ヶ峰を経てゲレンデまで戻るツアーコースで以前一度行っている。

 
  4月4日(土) 曇り後晴れ、風弱し

単独  

登行高度:670 m、 滑降高度:1470 m(ゲレンデ部を含む)

かぐらスキー場第5リフト上(9:20)-稜線上(9:51)−霧の塔手前2010m峰(10:40〜10:58)-1905m地点(11:00〜11:12)-霧の塔(11:48〜12:27)-雁が峰(13:14)-スキー場ゲレンデ(13:37)-スキー場下部駐車場(14:00)

   
  早朝に自宅を出て、7時前にみつまたスキー場の駐車場に到着した。用意して7時半始発のロープウェーに乗った。大勢のスキー客で満員であった。ロープウェーを下りてみつまたスキー場のリフト、かぐらスキー場のゴンドラ、高速リフトを乗り継いでゲレンデ上部に出た。最上部の第5リフトは9時からの営業で時間があったのでゲレンデを3回ほど滑った。

  9時少し前に第5リフトが営業開始したので、リフトで上がりシールを付けた。ここにはゲートがあり、係員が入山者をチェックしていた。登山届を出してビーコンチェックを受けてハイクアップ開始した。

       ゲートで入山チェック                                ガスっている尾根筋をハイクアップ            
            

  周囲はガスに覆われていて見通しが効かない。尾根筋の緩斜面がずっと続いていて歩き易く迷うことは無い。壺足の先行者の踏み後が付いていた。稜線近くで踏み後は左側の神楽峰の方に向かって行った。自分は右側に向かった進み、鞍部まで滑り降りた。右手から2人連れが上がって来た。この頃から急速にガスが取れてきた陽射しがさして来た。

  中尾根の頭(1884m峰)、1821m峰をアップダウンを繰り返して越えて、最後の急登をジグを切りながら2010m峰に出た。周囲の山々が見渡せたが、苗場山の頂上付近は相変わらず雲に隠れていた。平標山方面も上の方は雲に隠れている。

2010m峰(正面を滑る)                   2010m峰から見る平標山方面          霧の塔
  

  2人連れがこのピークの上から滑り降りるとのこと。自分もシールを外して上がって来た急斜面を滑り降りた。気温が高いため、緩んだザラメ雪で滑りはいまいちだが危険は無い。

  あまり下り過ぎると、登り返しがつらいので標高差100mちょっとで滑降停止。シールを付けて再度ハイクアップ。今度は2010m峰を右側から撒いて上がり霧の塔に上がった。

  まず、双耳峰の霧の塔の手前のピークに上がり周囲の山々を眺めた後、風が弱い鞍部まで下りてシラビソの木陰で休憩を取った。お湯を沸かしてカップラーメンの昼食。

霧の塔から見る。正面が黒岩の平            霧の塔から見る北部稜線               苗場山方面は雲に覆われる
  

  昼食後は山頂が広い霧の塔までわずかな距離を上がった。2組の3人連れがそれぞれが滑り降りる所であった。彼らは別の方角に降りて行った。自分も谷筋を目指して滑り降りてから、谷を渡りトラバース気味に黒岩の平から続く尾根筋に出た。

霧の塔から滑り降りた谷筋               雁が峰から通り過ぎてきた尾根筋         雁が峰からブナの疎林帯を滑り降りる
  

  尾根筋の左側のシラビソの樹林帯を通り、緩いアップダウンを繰り返しながら雁が峰に到着。先行のトレースがあり、また、所々赤テープの標識が付いていた。初めは緩斜面だったが、尾根筋のブナ樹林帯はやや急斜面となった。ザラメ雪が緩んで非常に滑り易い。適当にターンを繰り返しながらゲレンデコースまで滑り降りた。

  後はゲレンデのコースを滑り降りてからリフトに乗りみつまたスキー場まで上がった。みつまたスキー場のゲレンデから下山コースを滑り降りて駐車場まで戻り、下山の報告をして本日の山スキーは終了。



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