東谷山 1553m (1200m迄)


   RSSAの2月例会山行の2日目。本日も雪が降っていて止みそうも無い。昨日からさらに20〜30cm積もったであろうか?東谷山は樹林帯が続き斜度も比較的弱いので、雪崩の恐れは殆ど無いと思われる。距離、標高差は少ないが北西面の谷筋は滑りを楽しむには良いルートである。2日目から参加した3名の会員も当初予定していた阿寺山から東谷山に行先を変更したので総勢5人で行く事になった。

  雪が降り続いており、初めは先行のトレースに付いて行ったが、途中から先頭ラッセルとなり途中の1200m地点で引き返した。それでもやや重いがj樹林帯の中、パウダースノーの滑りを楽しんで下った。
 
  
  2月 15日(日) 雪

同行者5名(RSSAの2月例会山行)

登行高度:490 m、 滑降高度:490 m 

貝掛温泉入口駐車地点(10:40)-東谷山1200m地点(12:50〜13:15)−貝掛温泉入口駐車地点(14:35)

   朝から雪が降り続いてさらに20cm位積もっていた。気象情報では午後まで雪の予報。朝食後ゆっくりして車の雪を除いてから出発。六日町ICから関越道に乗って湯沢ICで降りて17号線を進んだ。

   貝掛温泉入口近くのの道路際に車2台を置いて、車2台に分乗して田代スキー場の駐車場に向かった。田代スキー場は大雪のため、本日は営業停止であった。駐車場に止めようとしたが、除雪の邪魔になるからと追い出されてしまった。二居で他に適当な駐車スペースが見つからなかったので、貝掛温泉入口近くの駐車場に戻った。

   ここから、東谷山方向に上がろうとしているグループがあり、さらに先行者もいるようであった。山スキーの準備をして先行者のトレースに付いてハイクアップを開始した。

   橋の手前で17号線の道路をスキーを履いたまま横断して山側に上がった。初めはスギ林の緩斜面が続いた。杉林の緩斜面が終わるとやや急な尾根筋になり、ブナの樹林帯となった。途中で先行の2人が休んでいた。彼らはここで止めるとの事。次に2番手の3人組がラッセルを担当して上がった。彼らも少し上がった所でハイクアップを中止した。

土沿いの橋の手前を渡る               下部のハイクアップ                  ブナ林を行く
  

   我々が先頭になり、先頭ラッセルを交代しながら上がって行った。やや重いパウダースノーでラッセルは膝下くらいだろうか?途中でパンと言う音がしてわずかだがクラックが入った。雪崩の恐れが有り注意を要する。

  しばらく上がって1200m地点でハイクアップは中止して休憩。その間にさらに上がって行くグループ。ここから左手の谷筋を下って行く3人連れがいた。我々も谷筋を滑ることにしてシールを外して滑降開始。

深雪の谷筋に滑る佐藤さん                                               2〜3mのギャップを落下            
  


  深雪でやや重いパウダースノーだが、滑りは快適であった。急斜面の谷筋にターンしながら降りようとしたら、2〜3mのギャップがあり落下。深雪で落ちたことは問題無いが、落ちた後スキーが潜って抜け出すのにやや苦労した。

  後は谷筋の樹林帯を適当に休みながら滑り降りた。途中でMさんが「ラク」と大声を上げて止まり、なかなか動きださない。転んでスキーが外れ流されたのかなと思って下からしばらく見ていた。探すのに協力する必要があるかなと上がりかけた所で、Mさんは下りてきた。小規模な雪崩がありスキーが少しだが埋まり雪玉がぶつかって来たとの事であった。

  比較的密な樹林帯で傾斜もそれほど強く無いので雪崩はまず無いだろうと思っていたが、大量の降雪があった直後は危険だという事を再認識させてくれた。

  比較的急斜面のブナの樹林帯を過ぎると杉林の緩斜面となり、登りのトレースに合した。後は登りのトレースに従い緩斜面を滑り降りて国道に出た。


       下部の緩斜面を滑る                      終わりになって晴れて来た
         

  雪の少ない時は国道の橋の下を通れるが今日は通れない。国道をスキーで渡り対岸の雪壁を上がった。後は貝掛温泉入口の駐車場までスキーで行き、本日の山スキーは終了。

  その後、皆で街道の湯まで行き、温泉に浸かった後、帰宅に着いた。
   
GPSトラック (赤が上り、青が下りの滑り。電池切れのため登りで異常となった)