根子岳 2207m(2100m迄)


   昨年12月の西山での遭難事故騒ぎの後、山スキーに行く気分になれなかったが、そろそろ再開しようかと17日の土曜日に山スキーの入門コースである根子岳に出掛けた。根子岳は菅平スキー場から2時間程度のハイクアップで上がれる。急斜面は少なく雪崩の恐れは無い。おまけにスキー場からスノーキャットが動いていてお金さえ出せばスノーキャットで上まで上がれる。このため、コース整備がなされており標識も随所にある

   上越の山々が悪天候の時も晴れている時が多くこれまで10回以上行っているなじみのコースである。軽い足慣らしと思っていたが、強い冬型の天候で菅平らでも風が強くい上見通しが悪く小雪が舞っていて最悪の天候であった。結局頂上まで行くのは諦めて引き返した。

   
  1月17日(土) 小雪 風強くガスで見通しが悪い

単独
登行高度:500 m、 滑降高度:500 m 

スキー場ゲレンデトップ(11:10)-避難小屋(12:10〜12:35)−根子岳2100m引き換えし地点(13:30〜13:40)-奥ダボススキー場駐車場(14:30)

   朝スキーなど用具を車に載せて、8過ぎに自宅を出発。上信越道上田菅平ICを出てしばらくすると雪道になった。菅平奥ダボススキー場に着いたのは10時半。小雪が待っていて、風が強く見通しが悪かった。

   山スキーの準備をしてリフトに乗りゲレンデ最上部に出た。本日は悪天候のためスノーキャットは運休。さすがに上がる人もいない。シールを付けて緩斜面をハイクアップ。見通しは悪いが標識はあるし、スノーキャットの轍も付いていて迷うことは無い。

   一時間ちょっとで避難小屋に達した。避難小屋には2人連れが休んで昼食を取っていた。自分も避難小屋で休憩を取りながら昼食を取った。その間に頂上まで行ってきたと言うグループが下りてきて下って行った。

   この2人連れはここで引き返すと下って行った。ここで下るのは物足りないのでさらにハイクアップを続けた。上がるにつれてさらに風説が強くなってっ来た。見通しが効かずやっと1〜2本前の標識が見える程度。晴れている時は随所にある標識は目障りだがこういう時は有難い。途中で降りてくるグループの声が聞こえ横を滑り降りて行った。

   天候は良く無いし頂上に行っても何も見えないので2100m地点で引き返すことにした。シールを外して滑り出したがガスっていて雪面も良く見えないので滑りが怖い。標識を確認しながらゆっくりと滑り降りてゲレンデに戻った。

   ゲレンデを滑り降りて駐車場に戻った。後片付けして本日宿泊予定のあずまや高原ホテルに向かった。