神奈山 1909m (1605m地点まで)

  RSSAの例会山行の2日目。本日は同行者7名。出発は7名同時であったが、後は各自自分のペースに従って行動した。

  気象情報では曇り時々雨であまりよく無かった。幸い良い方向に向かいごくわずか小雨がぱらついた程度の曇り空で薄日も差してきた。途中できれいな虹を見ることもできた。しかし、2月にしては異常に高温で雪は軟らかで重くまるで春の雪のようであった。

  結局頂上まで上がったのは牧野さんだけで、先行した水沢さんは頂上直下100o付近まで上がったが雪質が悪かったので引き返したとの事であった。、後の全員は1605m地点まで上がり引き返した。

2月2日(日) 曇り後時々晴れ

7人
登行高度:825 m、 滑降高度:825 m
妙高国民休暇村スキー場下部(9:20)-神奈山1605m地点(12:20〜12:35)-妙高国民休暇村スキー場下部(13:30)
   

   藤屋旅館で朝食後、朝から帰宅された2人と別れて7人で妙高国民休暇村スキー場に向かった。駐車場でスキーにシールを付けてスキー場の建物の横から右手の谷筋に降りた後尾根筋を上がった。小さなスノーシューを履いた女の子を連れた家族連れが準備してやはり上がって行く所であった。

  広い尾根筋は斜度もほどほどでブナの疎林で雰囲気が良い。各自が自分のペースに従い進んだので、強力な水沢さんは先行して見えなくなった。一方、山スキーを長い間お休みして昨年から再開した谷さんは遅れて最後に進んだ。

尾根筋をハイクアップ                   ブナの疎林帯を行く                 神奈山の手前のピークを見上げる
  

  途中平坦な1150m地点で小休止。水沢さんを除いたほぼ全員が集まったが、それ以後も各自自分のペースで進んだ。1400m地点で右手にきれいな虹が出ていた。虹を見ながらハイクアップを続けた。1500m地点から尾根はやや狭く急になってきた。おまけにブナの林も減ってきた。急な斜面を上がるとやや平坦になった。

       右奥が神奈山                                       虹が出ていた
           


  上からは先行した水沢さんが下りてきた。ここから上の尾根筋は狭く急になり雪質も良くないとの事。私を含めほぼ同時に上がった3人はこれを潮時に上りはここまでとし水沢さんを含め4人で滑り降りることにした。牧野さんはさらに上を目指すとそのまま上がって行った。

  シールを外して滑降開始。湿った重い雪でまるで春の雪である。少し下ると後から登ってきた佐藤さんと谷さんに出会った。彼らはもう少し上がってから引き返すと登りを続けて行った。

無立木の尾根筋を滑る田中さん             ブナ林を滑る水沢さん                 ブナ林を滑る牧野さん
  


  疎林のブナ林の尾根筋の滑りは快適だったが雪質は余り良く無い。パウダースノーであったなら最高であろう。下りは尾根筋をそのまま進み登りで通ら無かった藤巻山の方を経由して谷筋を降りた。谷筋からわずかな上りでスキー場の下部に到着。

  ゲレンデ下部にある国民休暇村の温泉に浸かり汗を流した後、本日帰宅する田中さんと別れて藤屋旅館に戻った。牧野さんは後から藤屋旅館に戻って来られた。頂上まで行って来られたとの事であった。本日の宿泊者は結局4人。夕食後の話も9時前で終わりとした。


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