根子岳 2128m

   根子岳は山スキーの入門コースで、菅平スキー場から半日の行程で行ける。今年は日本海側は大雪だが、内陸部は雪が少ない。菅平も雪が少ないようだが、根子岳まではなんとか行けるだろうと行ってみた。

  
1月13日(日)晴れ、風弱し
単独
登行高度:630 m、 滑降高度:780 m (ゲレンデも含む) 
菅平スキー場ゲレンデトップ(11:40)-根子岳(13:30〜13:55)−ゲレンデ下部(14:30)
   

  朝食を取り9時過ぎに自宅を出て、菅平スキー場の駐車場に11時前に到着。山スキーの用意をしてスキー場のリフト3本を乗り継いでゲレンデトップに出た。連休の日曜日でスキー場は結構大勢の人で賑わっており、リフト待ちに時間がかかった。

  スノーキャットが動いており、根子岳まで圧雪されたコースが出来上がっている。スノーキャットに乗る人を横目で見ながらシールを付けてハイクアップを開始した。圧雪されているので歩きやすい。先行者のボーダーが歩いているのが見える。上からは時々スノーキャットで上がったと思われる人が何人か滑り降りてきた。

  途中にある避難小屋にもよらず、そのままハイクアップを続けた。スノーキャットが何回か通り過ぎて行った。周囲はやはり雪が少なく藪が出ているところもある。1時間ちょっと経ったところで少し休憩し、行動食をとった。

  休んでいた先行のボーダー、スノーシューを履いた登山者を追い越して上がり、2時間かからず根子岳頂上に到着。根子岳は何回も来ているが、これまでで一番雪が少なく頂上のお宮が下まで見えたのは初めてであった。

頂上のお宮と四阿山                     菅平スキー場を眼下に見る                北アルプスの山並み
  

  風はややあるものの、遠方の眺望は比較的よい。目の前に四阿山が見え、反対側の遠方には北アルプスの山々うっすらと眺望できる。しばらく周囲の山々を遠望しながら昼食のおにぎりを食べた。

   休んだ後は、シールを外してお楽しみの滑走。圧雪されたコースから少し離れたパウダースノーの中を滑り降りた。藪が完全に埋まり切っていないのでコース取りに注意が必要だが快適な滑りであった。

   ゲレンデ内で一度リフトに乗って上り返しがあったが、それでも根子岳頂上から駐車場まで30分足らずで着いてしまった。この後、明日の予定の白馬に向かった。

   
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