草津白根山 2160m
草津白根山方面の山スキーには以前はほぼ毎年のように行っていたが、ここ2,3年行ってなかった。天気予報で好天気が予想された28日に草津白根に上がり芳が平経由の山スキーを楽しんだ。
2月28日(火) 快晴無風
単独
登行高度:290 m、 滑降高度:1100 m
草津白根スキー場ゲレンデ上部(9:30)-草津白根山(10:40〜11:20)-草津白根山1980m地点(11:50)−国道(12:50)−芳が平ヒュッテ(13:30〜13:40)−草津スキー場下部(14:40)
朝6時過ぎに出てスキー場の駐車場に8時過ぎに着いた。途中の道路は八つ場ダムがらみで整備されて橋やトンネルが新しく開通して草津方面には行きやすくなった。山スキーの用意をしてリフトとゴンドラ乗り継いで草津白根スキー場のトップに出た。シールをつけてハイクアップを開始。逢の峰のリフトは営業していないので、道路沿いに進んだ。天気は快晴で風も無く絶好の日和。雪は締まっており非常に歩き易い。
弓池の横を進み草津白根山の下にある白根レストハウスを通り過ぎる。道路も雪を被っておりレストハウスはもちろん無人。草津白根山にスノーシューで上がっている2人ずれが先行していた。彼らと少し離れて進んだが自分の方が先に頂上に着いた。雪の状態、傾斜によって違いはあるが、やはり山スキーで上がる方が早いことを実感。頂上には標識の大きな石の塔が立っていた。
草津白根山 草津白根山より見る浅間山 四阿山
天気快晴無風で気持ちよい。しばらくの間、行動食を取りながら浅間山、四阿山、北アルプスの山々、八ヶ岳、妙義山など周囲の山々の眺望を楽しんだ。その後、湯釜が見渡せる地点まで少し行って上からエメラルドグリーンの湯釜を眺めた。白い雪に覆われた湯釜が美しい。
横手山、国道が見える 湯釜
草津白根山に戻りシールをはずして国道を目指して下り始めた。上部はクラストしていて小石が出ているので慎重に横滑りを交えて滑り降りた。
反対側の国道沿いから5,6人のボーダーのグループと山スキーヤー一人が滑り降りていた。降りた所でシールをつけて国道まで上がり国道沿いに進んだ。
ミニ樹氷 草津白根山
最後はショートカットして上がり国道から尾根筋の樹林帯を滑り降りた。先行のスキーのトレースが2本付いていた。やや重いが快適なパウダースノーの滑り。緩斜面になった所でトレースを追って行き、芳が平ヒュッテに到着。
本日はヒュッテの管理人夫妻は不在で営業をしていない。中にいる犬の吼え声だけが聞こえた。ここでしばらく休憩して行動食を取った。
後は、標識が所々付いている通り慣れたコースを辿り草津スキー場下部まで滑り降りた。日曜日に通ったと思われるいくつかのトレースが付いておりそれを辿るとスピードが出る。樹林で雪は柔らかくなっているので、時々そちらを滑り減速した。最後に谷沢川沿いを下る。沢には見事な氷柱が立っていた。
氷柱のカーテン 谷沢川
この後は草津の大露天温泉につかり、帰宅に付いた。草津はやはり温泉が良い。