妙高前山 滝沢尾根 1932m 

   妙高前山に上がるのは今回が始めてである。昨日に引き続いてRSSAの牧野さんがリーダーとなり妙高前山に上がり滝沢尾根を滑り降りた。参加者は昨日の黒姫山の参加者から2名減りRSSAの会員4人と他1名の計5人が同行した。

   本日は晴れ後雨で気温が上がると言う天気予報である。妙高前山では過去に雪崩事故があったので登りでは雪崩の恐れがあるし、下りは重い雪で滑りに苦労する可能性がある。しかし上りのコース取りを間違えなければ雪崩は無いでしょうとの事。予想通り重い雪で少し足が疲れたが、滝沢尾根はぶなの疎林の緩斜面が多くそれなりに楽しめた。雨や雪もほんの少しぱらぱらと降った程度で済んだのは幸いであった。


  
2月6日(日)晴れ後曇り風弱し、気温高い

5人で(RSSAの会員4名、他1名)
登行高度:440 m、 滑降高度:1210 m  

赤倉観光ホテルスキー場ゲレンデトップ1495m地点(9:50)-妙高前山(11:40〜12:20)-スキー場ゲレンデ下部(14:05))


  宿で朝食後、ゆっくり出て9時前に赤倉観光リゾートホテルスキー場の駐車場に9時前に到着。山スキーの用意をしてゴンドラ券1枚とリフト券1枚を購入して、先ず、ゴンドラに乗る。赤倉スキー場に来たのは随分昔になるが、もちろん、当時はこのようなゴンドラは無かった。ゴンドラの上から広いスキー場を見下ろした。

  ゴンドラを降りて少し滑ってから一番上のリフトに乗った。上がりきった所でシールをつけてハイクアップを開始した。晴れていて気温が高い。アウターのジャケットを脱いでも暑い。前日のものと思われるトレースに従い上がって行った。コース取りは雪崩を避けるため出来るだけ尾根筋の樹林の有る所を取っている。

  気温が高いため、シールに雪が付いて団子状態になり雪を落とすのに苦労する。面倒なので雪が付いたまま進むと重くて疲れる。スノーシューのボーダー数名がが横を直登して追い越して行ったが、彼らは前山の手前でハイクアップを終了していた。

                    

  上がりきった所が前山の頂上。目の前の樹林の向こうに妙高山、火打山が見える。また、右手には雲は掛かりだした黒姫山が見えた。天気は少しづつ崩れていくようで雲が多くなってきた。

       

  全員が上がりきって頂上で昼食の休憩を取り、シールをはずした。小雪がぱらぱら降り出したが止んで陽がさして来た。滝沢尾根の滑り出しは狭いが、尾根上は比較的雪が締まっていたので小回りのターンを繰り返しながら滑り降りた。目の前の丸い団子状の尾根を過ぎると尾根は広くなり、ブナの疎林帯になり傾斜も緩んできて滑りやすくなった。しかし、雪は重く足が疲れる。リーダーの牧野さんが時々立ち止まって方向を確認しながら沢状の箇所、尾根上の箇所を滑り降りた。

       

  最後に急斜面を滑り降りて滝沢を通過して少しの登りを経て赤倉観光リゾートホテルスキー場のゲレンデに出た。後はスキー場の緩斜面ゲレンデを滑り降りて駐車場に戻った。

               

  その後、藤屋旅館に戻り入浴させて頂き清算を済ませて帰宅に付いた。

  昨日と本日の山スキーの企画をし、リーダーをされた牧野さんに感謝する。(私は参加しなかったが、4日の土曜日には三田原山の山スキーも実施されている。)


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