黒姫山 2050m (外輪山の2005m地点まで)

   黒姫山は10年以上前に黒姫スキー場から上がり外輪山を通って地図上の頂上に上がり、そこから尾根続いて沢を滑り滝の横を降りた記憶がある。今回は2度目だが殆んど初めてなようなものである。RSSAの牧野さんの提唱で、牧野さんがリーダーとなりRSSAの会員5人と他2名の計7人が同行した。
   2日前まで大量の降雪があったが、本日は中腹でガスっていたものの上部は晴れていて風も無く気温は低く絶好の山スキー日和であった。外輪山の上部では八ヶ岳、富士山、菅平周辺から志賀高原周辺の山、妙高周辺の山などが眺望出来た。
  牧野さんのコース取りが良く、シラビソの樹林の中のノートラックの30cm程度の深さのパウダースノーのツリーランを楽しむことが出来て、参加者全員大満足の山スキー行であった。

  
2月5日(日)晴れ風弱し、気温低い

7人で(RSSAの会員5名、他2名)
登行高度:830 m、 滑降高度:1180 m  

黒姫高原スキー場ゲレンデトップ1175m地点(9:45)-外輪山1970m地点(12:45〜13:20)-外輪山2005m地点(13:30〜14:00)-スキー場ゲレンデ下部825m地点(15:30)


  朝早く自宅を出て8時半に黒姫高原スキー場の駐車場に到着。山スキーの用意をしてチケット売り場の前に9時に集合。参加者は全員で7名。リフト2機を乗り継いでゲレンデトップに出た。既に大勢の山スキーヤーがおり、営業を停止した最上部のゲレンデの端をハイクアップしていた。

  我々もシールをつけてハイクアップを開始した。2日前までに降った新雪が20-30cmあったが、大勢の先行者のお陰で、そのトレースをたどり全くラッセルの必要が無く快調に進んだ。途中ガスが出ていて見通しが悪くなったがそのガス領域を超えると陽がさしていた。

      

  各自、自分のペースで適当に休みながらハイクアップして外輪山の1970m地点に到着。ここで後続のメンバーがやってくるまで休憩。陽が出ていて風も弱く快適である。先行の大勢のグループは東面を滑り降りたようである。シラビソの樹林がミニ樹氷となっていて美しい。
  

      

   全員が集まった所で、外輪山をさらに西に少し行って2005m地点でハイクアップを終了。ここで大休止。ここから下部には黒姫スキー場のゲレンデから野尻湖が見渡せる。周囲の山々が美しい。遠くの八ヶ岳、富士山もうっすらと見ることが出来た。昼食を取りシールをはずした。

       

  眼下に見えるシラビソの樹林帯の尾根筋を滑る事になった。少し樹林が密すぎて大丈夫かなと思いながら、リーダーの牧野さん、牧野さんの奥さんに続いて滑り降りた。30cmくらいのパウダースノーが比較的軽くて非常に滑りやすい。おまけに樹林は思った程は密で無いが陽が差さないので軽い雪の状態を保っている。全員思い思いにパウダースノーの滑りを楽しんだ。
  
      

   下るにつれて雪はやや重くなって来たが、滑りには問題ない。最後の樹林の緩斜面を滑り降りてスキー場の下部に出て本日の滑降は終了。

   天候、雪質が良かったし、リーダーの牧野さんのコース取りも良くて全員が楽しんだ満足の山スキー行であった。

   参加者の2人は帰られたが、残りの参加者5人はRSSA名誉会員のYさんがやっておられる野尻湖畔の藤屋旅館に向かって宿泊した。

GPSトラック(最後の部分は電池切れのためトラック無し)