平標山(元橋-平標山ー平標沢-土樽) (1984m)
2月26日(土) 薄曇り後晴、始め風強し
10人で: RSSAの月例山行 (吉田さんのHPを参照)
登行高度:1000m 滑降高度:1330m
元橋(8:00)-平標山(11:30〜12:05)−平標沢源頭(12:30〜12:35)-群馬大ヒュッテ(14:05〜14:20)-毛渡橋(15:05)
本日はRSSAの月例山スキー行。今回の世話役でリーダーはこの地域の山スキーのルートについて熟達している鷹嘴さん。朝7時に火打ち峠のトンネルを過ぎた駐車場に集合。前日からの雪が20cmくらい積もっている。雪は止んでいるが風は強く未だ雲がかかっている。
いずれ風は収まり、天候も良くなるという判断で出発時間を当初の予定より遅くする。駐車スペースでスキーにシールを付けてハイクアップ開始。初めは別荘地の道路沿いに進む。後は先行のトレースに従い進んでいった。
10人の山行で足の強い人が先に行ってくれるので、後続の自分としてはそれだけ楽な登りとなる。ヤカイ沢の下部の尾根に取り掛かるところで休憩。
下部で休憩(上部は雲で覆われている) 尾根の途中の林の中で休憩 頂上まで後わずか
右側の尾根を上がる。硬い雪の上に新雪がわずかに積もっている状態で急斜面の上りは苦労する。尾根の途中の林の中で2度目の休憩。
尾根を上がると風が強くなり、雪が硬くなって来た。苦労して平標小屋から山頂に至る稜線に出た。ここからは雪が硬いが傾斜が緩い。平標の山頂と先行しているメンバーを見ながら上がり頂上に到着。頂上は風が強いが、雲は取れて周囲の山々の眺望が素晴らしい。。頂上直下の風が弱いところで昼食の大休止。
平標山頂 頂上直下で休憩 仙の倉山
リーダーの鷹嘴さん達の判断で、当初の計画の仙の倉山を経て行くルートは時間の関係で取り止め、平標沢を経て土樽側に抜けることになった。
先ずシールをつけたまま、平標山頂から北西側の尾根を滑り少し上り返した所でシールをはずした。後は広い平標沢の滑りを楽しむ。始めは雪がクラストしていて慎重に滑り降りた。そのうち、硬い雪の上に新雪が少し積もった状態で滑りやすくなったが、時々底にあたりガリッと音がする。
平標山をシールで下る 源頭でシールをはずす 平標沢上部の滑り
さらに降りていくと、新雪が深くなり疎林で、斜度も程ほどの急斜面。やや重いパウダースノーだが、非常に滑りやすい雪。皆声を上げて滑りを楽しんだ。
中間部の滑りを楽しむ
下に降りると緩斜面になる。ここで休憩。ここから、二居まで上り返す案も出たが時間の関係もあり、そのまま長い緩斜面を滑ることになった。
西ゼンを滑り降りたグループが先行したトレースあるいは前を行くメンバーのトレースのお陰で緩斜面でも滑って行ける。群馬大ヒュッテのところで休憩。つり橋は未だ雪深い。シッケイ沢、毛渡沢を下って来たトレースは未だ見えなかった。
下部の緩斜面 群馬大ヒュッテ スキー終了点 (毛渡橋)
後は長い林道の緩斜面を先行のメンバーのトレースについて滑り降りて毛渡端に至り本日の山スキーは終了。
ここから、ジャンボタクシーを呼んで乗り出発点の元橋まで戻って解散。民宿に泊まり明日の山行を続ける皆さんと別れた。
今回の山スキーの企画と世話役をされた鷹嘴さんには感謝する。大勢で行くと戻りのタクシーも割り勘で安くなるのも好都合と実感。
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