吾妻耶山 (1323m、大峰山 (1255m

2月6日(日) 曇り時々小雪

単独
登行高度:230m 滑降高度:950m(ゲレンデ内を含む)

第一リフトトップ(10:35)−吾妻耶山(11:25〜11:35)−ゲレンデ下部(12:45)-第4リフトトップ(13:00)-大峰山(14:20〜14:40)-ゲレンデ下部(15:00)

   
吾妻耶山、大峰山は群馬100名山であり、水上の西部のノルン水上スキー場の上部にある。あまり山スキーの記録は無いが、スキー場の上部であるから積雪量は充分あるだろう。スキー場トップから上がれば距離的にも近い。これらの山がどうなっているか気になって6日の帰りがけに行って見た。

   5日に泊まった宿”八つ峰養魚”を9時過ぎに出発。関越道の水上ICを経てノルン水上スキー場に10時ごろ到着。新潟j県側は晴れていたのにトンネルを越えるどんよりとした曇り空。スキー場では小雪がちらついていた。

    準備してスキー場でリフト券二枚を買い、先ず一番右側のリフトに乗り上がった。このスキー場に行くのは初めてだが、思った以上にコースが長い。リフトを降りてシールをつけて上がりだした。南東に面した斜面のせいか雪が一度溶けて固まったようで硬い上にでこぼこしている。最初は緩斜面でシールで上がれたが、そのうち急になりスリップしてスキーで上がるのが難しくなった。

   そこで、スキーをザックにつけてつぼ足で上りだした。かすかにつぼ足で歩いたトレースが残っていたが適当に上がりやすい所を上がって行った。雪が硬いがカチカチでもないので比較的歩き易い。上に上がると雪が柔らかくなリ潜るようになった。そこで、スキーをザックから下ろしシール歩行を始めた。少しのハイクアップで吾妻耶山の標識がある頂上に着いた。頂上には石作りのお宮、案内板が並んでいた。曇っていて眺望は全く無い。ほぼ同時に10人くらいのスノーシューのグループが上がっていた。

   頂上でしばらく休憩した後大峰山に向かった。はじめはアップダウンがあったのでシールをつけたまま進んだが、一箇所大きなギャップがある所に出て引き返したりして時間がかかった。下りのみになった所でシールをはずして滑り降りた。雪が硬くおまけに表面がでこぼこしているので滑りにくい。おまけに樹林が比較的濃い。時々キックターンを交えて降りた。尾根通しの夏の登山道に沿って降りたが、スキーで滑るにはあまり快適でない。

   林越しにスキー場のゲレンデが見えたのでゲレンデに向かった。ゲレンデに入り下まで滑走。2枚目のリフト券を使い一番左側のリフトに乗った。

   ここで再びシールを付け大峰沼の標識があり、スノーシューのトレースが付いている方角に歩き出した。地図とGPSを見るとこのルートは大峰沼には行くが大峰山に上がるものでない。そこで、大峰山に上がるべく右側に山の斜面を上がりだした。この斜面は大峰山の北東側の樹林の中で雪は重くてアップダウンがある上斜度もあり、距離は短いがラッセルがきつかった。

   北側の尾根通しに出ると傾斜は緩くなり、比較的広い尾根で雪も軽くなり上がり易くなった。しばらく尾根通しに進むと放送局の中継施設があるところに出た。そこからわずかの登りで大峰山の頂上に出た。頂上は広いが標識も無い。電信柱が近くに立っていた。

   シールをはずして登りのルートを辿り尾根通しに下った。少し林が密なのがわずらわしいが、10cmくらいの軽い雪で滑りを楽しめた。尾根から登りにに上がった斜面をダイレクトに滑り降り、最後は針葉樹林を通り過ぎてゲレンデ上部に出た。

   後はゲレンデを滑り降りてスキーは終了。帰宅に付いた。

  吾妻耶山は南面のため雪質は良くなかったが、大峰山の北面は雪質は良く斜度も手頃で距離は短いが滑りを楽しめた。もう少し疎林なら手軽な山スキーコースになるのでは感じた。

   写真は間違えて消してしまったので残念ながら無い。

             GPSトラック