東谷山 (1553m)

2月4日(金) 晴れ
単独 
登行高度:760m 滑降高度:800m
二居(11:40)−東谷山(14:10〜14:30)−国道17号線新境橋(15:10)

   
5日の土曜日はRSSAの山スキー祭で阿寺山に行くことになっていた。前日の4日は上越地方は天気が良さそうであった。そこで、阿寺山に行く途中で朝遅くても行けて山スキーが楽しめそうな東谷山に行くことにした。
   朝9時過ぎに自宅を出て麓の二居に11時15分に到着。田代スキー場の駐車場に車を停め、用意してスキーを担いで歩き出した。

  二居の集落を過ぎて見晴らし荘と言う宿の横からシールをつけて林間をハイクアップ。1,2日前のトレースがうっすらと付いていた。適当に林道をショートカットして二居峠に上がった。雪はせいぜい足首程度でかなり締まっており歩き易い。

  峠の吾妻屋で休憩し簡単な行動食を取った。さらに尾根筋の少し左側を上がった。大きな鉄塔を過ぎてから右側の雪庇を避け左側をハイクアップ。尾根が広くなったブナの疎林を上がりきると東谷山に出た。頂上は広くてどこが頂上かよく分からない。とりあえず日白山に進む尾根が下り出すところでハイクアップを終えた。

尾根上の鉄塔に出る                 東谷山山頂を望む                 平標山
     
 
  目の前にカタマタギ、日白山、平標山、仙の倉山が見える。一方反対側には、三国山、神楽峰、苗場山が遠望できる。少し休憩して行動食をとり、シールをはずして滑降開始。始めは北北西に延びている尾根を越えてトラバースし、北西側の広い谷筋の源頭に出た。


日白山                          疎林の広い谷を滑る               新境橋(国道に出る)
    

  ブナの疎林で、やや重いがふかふかの雪で、斜面もほどほどの傾斜で非常に滑りやすい。しばらくすると1,2日前に滑り降りたと見られるトレースが2本付いているのが見えた。下に行くと雪は重くなり谷筋は木も多くなりあまり快適でなくなる。前日のトレースに付いて滑り降り、橋のある所でスキーは終了。国道に出ようとスキーをザックに付けている時、目の前を浅貝行きのバスが通り過ぎた。

  この後、貝掛温泉入り口まで歩いて下り、次のバスまで1時間待って乗り、田代スキー場入り口に戻り車を回収した。

  この東谷山の北西斜面は雪質も良く、短い距離だが良いコースであることを実感した。問題は帰りのバスだが、事前にバスの時刻表を調べてそれに会わせて下ればと思った。


     GPSトラック