神楽峰 2030m


  11月下旬にかぐらスキー場の開業に会わせてかぐらスキー場から神楽峰手前の分岐点まで上がってみたが、雪が殆んど無く山スキーを楽しむにはほど遠かった。それから、4週間経って雪も降り積もったようなので山スキーは可能だろう。天気予報では晴れで人出も少なそうな平日の火曜日に再び神楽峰に出かけてみた。今年は本当に雪が少ない。藪はまだ完全には埋まっていなかったが山スキーを楽しむことが出来た。
   

12月21日(火) 晴後曇り
単独
登行高度:370 m、 滑降高度:1100 m (ゲレンデも含む) 
かぐらスキー場ゲレンデトップ(9:50)-神楽峰(12:00〜12:10)-神楽峰手前分岐点(12:20〜13:10)-かぐらスキー場(和田小屋)(13:45)


  朝、自宅を6時40分に車で出て、みつまたスキー場の駐車場に8時45分に着いた。山スキーの用意をして登山届けを出してみつまたのロープウェーに乗った。平日に関らずゲレンデスキーやボーダーが結構大勢いる。みつまたロープウェーの上からゲレンデはすべて滑走可能であるがまだ雪は少ない。

  上の高速リフトを降りたところからゲレンデ外滑走禁止の標識の横を通り営業していない第5リフト乗り場がある谷のほうに滑り降りた。2日前の日曜日に滑って行ったと思われるトレースが付いていた。雪は硬くなっておりあまり快適でない。ゲレンデには大勢のスキー屋、ボーダーがいたが上がって行くのは一人だけ。

  滑り降りた所で、シールを付け、インナーの薄手のダウンを脱ぎハイクアップを開始。前回よりは雪はかなり増えてシールで上がるのは問題無いが、それでも未だ藪が埋まりきっていない。天気が良く風も無い。急な斜面は少し手こずったが順調に上がり1時間ちょっとで第5リフトの上に出た。日曜日には5,6人の人が上がって来たのであろうか、登りと下りのトレースが付いていた。

谷筋をハイクアップ                       第五リフトの下、藪が未だ多い               第五リフトの上
   


  少し休んでから上がった。中の芝、上の芝の標識は未だ雪の上に出ているし藪はあちこちで出ている。天気は良く風も無く絶好の日和。上越の山々を見ながら順調に進み神楽峰手前の分岐点に出た。2日前のトレースは此処で終わっていた。

   これから左に折れウサギの足跡が沢山付いている中を神楽峰の上まで進んだ。目の前には苗場山が見える。ここでシールをはずし、尾根通しに田代スキー場の方に下ろうかと思ったが未だ藪が埋まっていない箇所がありそうで、そのまま来た通りに引き返すことにした。

神楽峰に向かうウサギの足跡                神楽峰                              苗場山(神楽峰より)
    

   分岐店まで戻り、木の陰で湯を沸かしてインスタントラーメンの昼食を取った。この頃から少し風が出て来た、雲が陽を覆い少し寒くなってきた。

             田代スキー場と上越の山(未だ雪が少ない)       中尾根(未だ藪が多い)
               


   食後はお楽しみのスキー、藪が埋まっていないがスキーをするには問題ない。途中少し硬い雪、パウダーらしい雪、最中雪に近いものなどあって2,3度転んだりしたが下りは早い。和田小屋の手前でゲレンデに入った。その後、ゲレンデスキーを1時間半楽しんで帰途に付いた。