4月9日(木) 快晴、無風
苗場山 2145m
単独行 
登行高度:1190m+(210m)=1400m  210mは登り返し、 滑降高度:1190m+(210m)=1400m
小赤沢林道除雪終了地点(5:40)-林道終点(7:50)-苗場山(11:50〜12:20)-林道終点(13:00)-スノーブリッジ(13:40)-林道終点(14:40)-林道除雪終了地点(15:40)

   8日の日白山の後、秋山郷に向かい小赤沢から林道を上がり、除雪が終わった地点で地点に6時ごろ着いた。ここで、湯を沸かしラーメンとコンビニで買った弁当で夕食とした。この日は早めに車中泊。気温が高いため暖かい。

   朝5時過ぎに起きて準備。何と地図を持ってくるのを忘れている。頼りはGPSに入っている地図と数日前に行ったと思われるトレース。地図の方が気になっていたため、デジカメを車に置き忘れてしまった。最初はトレースに従い林道を忠実に辿った。一箇所だけ雪崩れた後のデブリがあったが、雪が柔らかくなっており通過に問題ない。林道の終点と思われる1300m地点に達した。ここには小さな小屋のような建物(無雪期の登山者用のトイレ?)が雪に半分埋もれて建っていた。ここから尾根通しをほぼ夏道通りに上がって行った。

   夏道は1750m付近から右に大きく迂回しているが、トレースに従い夏道のように迂回して上がり広い苗場山の山頂の台地の西側に上がった。その後緩い登りの台地を頂上を目指して進み、大きな山小屋のある頂上に12時前に着いた。天気快晴無風で暖かい。本日は誰も苗場山には入山者いないようである。一人昼食を食べながら辺りの眺望を楽しんだ。デジカメを置き忘れたのが残念である。

   長い昼食休憩後、頂上の小屋の裏手から直接下るコースを眺めた。はるか左下に登りのトレースが見えた。斜面はかなり急で陽が当たっていないので少し硬そうだが、気温が高いのでアイスバーンではない。自分のスキー技術でも楽しんで行けそうな状態である。往きに使った迂回路を下る手は無い。ここの標高差400m位の斜面の滑りはちょっとした緊張感もあり楽しむことが出来た。すぐに登りのトレース地点仁達した後、登りのルートに従い滑った後、左側の谷沿いを滑り林道終点に達した。

   ここで、ガイドブック(ハイグレード)山スキー)で読んだ記憶があった右側の尾根から沢に下る昔の夏道に沿ったルートの方が圧倒的に近く、林道を大きく迂回して下るよりも良いだろうと考えて、かすかに残っているトレースに従い下っていった。ところが沢沿いに降りたところスノーブリッジが切れていて渡れそうに無い。無理をして怪我でもしたら単独行なので対応が難しい。時間もあるので安全第一で登り返すことにした。一時間ちょっとかけて林道終点までハイクアップ。こういう登りは疲れる。そこから林道沿いを滑り降りて林道の除雪終了地点に駐車していた車にもどった。

   やはり今年は小雪で、しかもここ数日気温が高い日が続いたのでスノーブリッジが切れていたのはやむを得ないかもしれない。トレースはかすかに残っていたがこれに付いて行ったのは判断ミスであった。

   本日、苗場山に入山したのはただ一人のようで静かな山スキーを楽しむことが出来た。

  その後、明日の山スキー予定地の焼山の麓の笹倉温泉に向った。途中夕食を取り、笹倉温泉の手前の焼山温泉に着いたのは8時過ぎであった。
幸い、焼山温泉は9時まで日帰り入浴が出来るということで、ゆっくり入浴した後笹倉温泉の先の笹倉橋の手前の駐車場に9時過ぎに着き車中泊した。
この駐車場には既に車2台が駐車していた。さすが、火打山、焼山などがる人気のコース、平日でも入山者が複数いる。