4月8日(水) 快晴、無風
日白山 1631m
単独行 
登行高度:820m 滑降高度:820m
二居(8:10)-日白山(12:07〜12:30)-二居(13:35)
   
4月第一週と第2週の週末は用事があり、山スキーには行けない。しかし、定年退職しているので毎日が日曜日状態でウィークデーでも山スキーに行ける。今週はは連続して好天の予報である。そこで8日(水)から10日(金)の3日間山スキーに行くことにした。初日は楽な半日行程の日白山に行くことにした。日白山の山スキーは今回が始めてである。この山は登山道が無く雪のある時期しか登れない。

   自宅を朝6時に出て、8時前に二居に着き、除雪された林道を上がったが、2〜300m行った所で除雪が終わっていた。そこで、二居の宿場の湯の駐車場まで戻り車を停めた。平日なので車は少ない。準備をしていると、3人ずれが車でやってきた。彼らも日白山に山スキーに行くとの事であった。当初は尾根道を東谷山を経由して行く予定であったが、目の前の尾根通しは雪が全く無く、藪こぎが大変そうであったので、地王堂川沿いの沢沿いを行くことにした。
   スキーを担いで8時10分に出発。林道を歩いて2〜300mで雪となったが、締まった雪であったのでそのままスキーを担いで行った。数日前のトレースがはっきり残っている。しばらくして雪が柔らかな所も出てきたのでシール歩行にして進んだ。途中で地王堂川の左側に渡り川の横を進んだ。1200m位から沢から離れて右側の尾根の方にあがりトラバースをして日白山のほうに向った。ぶなの疎林の中の登りは心地よい。稜線に上がった後わずかな距離で日白山頂上に達した。
ここで昼食の休憩。風も無く暖かい。頂上からは平標山、仙の倉山、谷川岳、苗場山が目の前に見え眺望が良い。かなり下の方に登っている3人ずれの姿が見えた。シールをはずして降りに入った。雪は柔らかく重いがそれなりに滑りを楽しめた。ほぼ登りのトレースに沿って滑り、ほぼ一時間で二居に着いた。

  その後宿場の湯に入り、明日の山スキー予定地の苗場山の麓の秋山郷に向った。

   さすがにウィークデーの真ん中の日で、今日途中でお目に掛かったのはつぼ足の女性登山者一人(この人は途中で引き返していた)だけで静かな山スキー行を楽しんだ。
   日白山は半日行程であるが、頂上からの眺望が良く、途中のぶなの疎林の中の登り、降りの滑りを楽しめる山であることを実感した。

 ぶなの林を行く                    頂上への稜線に上がる               頂上間近        
   

頂上から神楽スキー場、苗場山方面         平標山、仙の倉山方面               東谷山へ続く稜線