2013年10月上旬の新里の畑
10月1日:暑い夏が終わりようやく秋めいた日々となった。今年は全国的に異常気象の影響で野菜が全般的に高値だと言う。しかし、わが菜園ではいろいろな野菜類が豊富。自家消費出来ないものは友人、知人、近所の人にあげたり、送ったりしている。さらに、試に近くの産直のお店に生産者登録して取れ過ぎた野菜類を出してみた。

10月1日時点での野菜類
収穫可能な野菜:
トマト、ピーマン、ナス、カボチャ、ネギ、スイスチャード、落花生、サツマイモ、サトイモ、山芋、大根、カブ、赤カブ、(赤シソ、青シソ、ミント、オレガノ、タイム)
生育中の野菜(種蒔きをして発芽している):
ダイコン(2品種)、カブ(4品種)、赤カブ(3品種)、白菜(2品種)、ニンニク(2品種)、ニンジン(4品種)、玉ねぎ(4品種)、秋ジャガイモ(3品種)、キャベツ、紫キャベツ、ブロッコリ、カリフラワー、スティックブロッコリ、ロマネスコ、コールラビ、紫コールラビ、ナス(?)

10月1日時点での果樹類
現在収穫出来る果樹類:
柿(富有柿)、ラズベリー、栗、クルミ、ブドウ、アケビ

富有柿                           クルミ(今年はやや小粒で収量は少ない)
   

収穫が終わった果樹類:
桃、リンゴ、ブルーベリー、ブラックベリー
実が着いている果樹類(数か月先に収穫できる?)
甘夏ミカン、八朔みかん、金柑、柚子


10月1日、3日で収穫した野菜と果樹

名残りの夏野菜
ナス、ピーマン、トマト、カボチャ



落花生
左オオマサリ(大粒で甘みがありおいしい)右は普通のラッカセイ
      

サツマイモ
ハルカ                         紅アズマ                         パープルスイートロード(紫いも)
  

       
太白(干しイモにすると良いが)             安納イモ(おいしいが小粒で収量が低い)
         

サトイモ
   
赤芽大吉(セレベス) 一株からの収穫
   

ダイコンとカブ(少し早い)
    シ
ンクイ虫の被害を撒のがれて収穫出来たダイコンとカブ
     




野菜あれこれ

1.未だ名残の夏野菜類の収穫が少しづつ
続いている。

2.ほぼ一年を通して収穫出来る

   ネギ


3.今が収穫期の落花生
  
4品種:オオマサリ、タチマサリ、ナカテユタカ、普通の落花生
  収穫の時期を迎えた。落花生は烏にやられるので防鳥ネットをかけている。収穫したての生落花生は茹でて食べるとおいしい。


4.これからが収穫期のイモ類
サツマイモ5品種: 紅ハルカ、紅アヅマ、太白、パープルスイートロード、安納イモ
  こ
れから収穫期を迎える。9月下旬から端にある2~5株を試掘りした所、同一品種でも株により収量が異なる。安納イモは味は良いのだが収量が低いのが欠点。
  紅ハルカ、紅アズマ、パープルスイートロードをアルミフォイルに包んでオーブンで石焼き芋にしたり天ぷらにしたがおいしかった。太白は干しいもにするとおいしい


サトイモ2品種: 土垂、赤芽大吉(セレベス))
  
試掘りした所大きいものもあるが全体にやや小ぶり。これからが収穫期。 

山芋(自然薯)2品種
  
試掘りした所、2年越しの山芋は大きくなっているが、1年生のものは未だ細いものが多いようだ。

菊芋

大輪できれいな菊芋の花が咲いている



5.秋野菜類


  8月下旬に種蒔きしたダイコン、カブ、赤カブなど - 防虫ネットをかけたが、ダイコンシンクイムシの被害を受ける。
  
 防虫ネットをかけてダイコンシンクイ虫などの防除をした。発芽直後の小さい苗の段階では大丈夫であったが、親の小さな蛾であるハイノマダラメイガがネットの隙間から侵入したようでかなりの数のダイコンシンクイ虫がダイコン、カブ、白菜に被害を与えていた。それを一つ一つピンセットでつまみ出す作業を根気よく続けた結果、ダイコンやカブなどやや小ぶりだが食べられるところまで育ったものもある。ハイノマダラメイガはダイコンや白菜の周りに飛んでいる。小さいが非常にすばしこい。オルトランなど農薬を撒けば一網打尽だが、無農薬の栽培は難しい。

          ダイコンシンクイムシ(ダイコンやカブの芯の部分に潜り込んで食い荒らす)
               

   10月に入ってシンクイ虫の被害も少なるであろうと考えて防虫ネットを外した。


  8月下旬に苗を植え付けたキャベツ、紫キャベツ、一口キャベツ、ブロッコリ、スティックブロッコリ、カリフラワー、ロマネスコ、コールラビ、紫コールラビ
   7月にプランターに種蒔きして発芽後、ポットに移し替えて苗つくりをして8月下旬に畑に植え付けた。これらも防虫ネットをかけて害虫の防除をした。一部ダイコンシンクイ虫の被害にあったものもあったが、ダイコンシンクイ虫は同じ十字花科植物でもダイコン、ハクサイ、カブなどの方が好みのようで被害は少なかった。
またモンシロチョウはネットの隙間から侵入出来なかったようで青虫の被害はゼロであった。
    10月になりキャベツなど大きくなって防虫ネットに引っかかるようになったのでネットを外した。

  9月上、中旬に種蒔きした人参4品種(時無し5寸、国分鮮紅、アマ紫、フィンガーキャロット)
    発芽したので10月1日に間引きをした。

  9月下旬に種蒔きしたダイコン(2品種)、カブ(4品種)。赤カブ(3品種)、白菜(2品種)
    もうシンクイ虫の被害はそれほどで無いだろうと防虫ネットはかけずにおいていた。殆どが発芽した。

  8月下旬に植え付けた秋ジャガイモ: アンデス、ニシユタカ、デジマの3品種(いずれも春植えの自家製を種芋とした)
    大粒のものは半分にカットして灰を着けて植え付け。中小粒のものはそのまま植え付けた。全体で発芽率は60%くらいであった。発芽したものは大きく育っている。
    大粒でカットしたものはほとんどが腐ってしまったようで発芽しなかった。やはり夏に植え付けるので高温で腐りやすい。カットせず丸ごと植え付け他方が良いようである。
    試に腐った種芋を除いて残っていた3品種のジャガイモを新たに9月下旬に植え付けてみた。おそらく発芽してもイモが大きくなる前に寒さで枯れてしまうであろうが。

  9月上、中旬に種蒔きした玉ねぎ
   穴あきの黒マルチを敷いて。穴の部分に玉ネゴの種子を一か所の穴に2~4粒撒いた。種蒔き後、散水したがそのまま放置。乾燥状態が続いたようで発芽率が悪い。9月下旬に発芽しなかった所に追加種蒔きをして水やりをし乾燥を防ぐため遮光ネットをかけた。

  9月上、中旬に種を植え付けたニンニク
   ニンニクは農機具店から買った種用の大ニンニクと、スーパーで買った食用の中国産と国産の2種を種として、穴あきマルチの穴に植え付けた。スーパーで買った食用品を種として利用したものは殆ど発芽して生育している。しかし、種用として買ったものは高温で腐ったようで発芽しなかった。品種による耐暑性の違いによるのだろう。種用は高価なのに対し食用は安い(特に中国産は安い!)ので、最終的な結果がどうなるかは?