2012年3月末の広沢の畑

  3月になっても寒い日があり氷がはったりして、野菜の生育は良くなかったが、お彼岸を過ぎて3月末になってようやく暖かくなってきた。冬野菜、春野菜で寒さに負けないで生き残ったものは少しづつ大きくなってきた。
  また、春野菜の種蒔きもやらねばならない。そのための施肥、耕運機をかけて畑を耕し、畝作りを少しづつやっている。畑には雑草が生えだしてきた。これから、農作業に忙しい時期となってきた。


3月30日
  未だ残っていて収穫出来る野菜はブロッコリ、ミズナ、ルッコラ、チンゲンサイ、ネギ、ノラボー、ホウレン草、カキナ、コーサイタイ,レタス、キャベツなど。少しづつで種類は多い。スーパーなどで売っている野菜のように見かけは良くないが味は良い。

ブロッコリ(鳥が葉を食べた)      キャベツ(鳥が葉を食べた)      カリフラワ(これから大きくなる)    ミズナ(花が咲きだした)
   


コーサイタイ                ノラボー                 チンゲンサイ               ルッコラ(ロケット)
   

   ホウレン草                     サニーレタス                  サラダレタス
     

                 

  昨秋、マルチフィルムや敷き藁を使って大量に植えたイチゴの苗も寒さで葉の多くが枯れたが殆んど生きていた。中には早くも花をつけている株もある。また、エンドウマメ、ソラマメも寒さで枯れてしまったものもあるが、ビニールカバーをして置いたので生き残った株もある。

  イチゴ                       エンドウマメ                    ソラマメ
    


  山際の桑の木の根元にあるカタクリの花が満開となった。全部で30株以上あるが、花が咲いているのは15,6株。数年前に茶臼山の某所から移植したものだが完全に定着したようで増えている。春先の楽しみである。カタクリの隣からはフキノトウが出ていた。
  
             


花畑も水仙、クロッカス、芝桜、パンジーが咲いて春の装いとなった。雑草のオオイヌノフグリ、カキオドシ、ナズナの花も小さいがきれい。

水仙                     クロッカス                 水仙                   オオイヌノフグリ
    

  そろそろ、春野菜、夏野菜のための準備をしなければならない。2月下旬から3月中旬にかけて保温式育苗器に種を蒔いたトマト(4品種)、ミニトマト(3品種)、ナス(4品種)、ピーマン(7品種)、キューリ、バジル、アーティチョーク、パープルアーティチョーク、ロマネスコ、スイカが発芽して少し大きくなったので苗をポットに移し変えて、室内の窓際あるいは簡易温室に置いた。その代わり、今まで簡易温室に入っていたキャベツ、ブロッコリ、カリフラワー、紫キャベツ、スティックブロッコリの苗を外に出した。

  簡易温室に入れたトマト、ミニトマト、ナスの一部が寒さに耐えられず枯れてしまったが、室内の窓際に置いていた物は枯れずに澄んだ。やはり寒気が近づいて気温が0度近くになる時は簡易温室では無理のようである。