2012年2月の新里の畑

  今年は12月中旬から例年に無く寒い日が続いており野菜の出来が良くない。スーパーで売っている野菜も高値が続いている。自分の畑の秋野菜、冬野菜も葉の先が寒さで枯れたり、ブロッコリが凍結して半分腐っていたりしている。それでも売り物にする訳で無く自家消費なので、形が悪くても一部枯れたりしているところがあっても充分食べれるしおいしい。残っている秋野菜、冬野菜もまだまだある。ビニールカバー(トンネル)をして寒さ(冷たい強風)除けをしたので生き残ったものが多い。

  そのような未だ残っていて収穫出来る野菜はハクサイ、ダイコン、ホウレン草、ネギ、チンゲンサイ、パクチョイ、カブ、赤カブ、カキナ、ノラボー、ターサイ、コーサイタイ、ブロッコリ、里芋がある。少しづつ収穫しているので、冬場でも野菜類は殆んど自家製で間に合う。

  寒い、寒いと言っても日は長くなり陽射しは強くなっており、季節は着実に進んでいる。

  今年も笹林が風除けになり陽射しがある道端でフキノトウが出だした。しかし、その上に生えている梅は開花が遅い。

2月16日フキノトウ11個採り味噌汁に入れて食べた。ほろ苦い早春の香りが口の中に広がった。

  早くもフキノトウが               小ぶりだが11個のフキノトウを取る     梅は未だつぼみが固い
   
     

2月18日:ナス、トマト、ミニトマト、ピーマンの種を保温育苗器に蒔いた。1-2週間くらい後には発芽してくるであろう。
   
種子はすべて冷凍庫に保存してあったもので、昨年購入したものから5年位前に購入したものまである。発芽率は品種によって異なる。発芽率は古くなると落ちるが、冷凍庫に保存しておけば芽が出ないことは無い。

    ナス:4品種(ナス、ミズナス、山科ナス、F1の新規購入したミズナス)
    トマト:4品種(甘味、おどりこ、ブランデーワイン、イタリアで購入した種)
    ミニトマト:3品種(F1スイティー、こくうまチェリー、イタリアで購入した種)
    ピーマン:8品種(栄光、黄金、ノバベル、スイートロング、オレンジパプリ、トップガール、万願寺トウガラシ、イタリアで購入した種)

  
 日本の品種は甘いものが多いのに対し、イタリアのものは甘さが少なく酸味や野菜独特の香りが強いように思う。

2月20日:種ジャガイモの一部を植え付け  
  今年は寒さが激しいので、どうかと思ったが試しに一部の種芋(特に早生の品種)を日当たりの良い畑に植えてみた。その後、寒さ除けを期待して昨年一度使い回収した穴の開いた黒マルチを掛けた。
   
   今回植え付けた品種
  ワセシロ(1kg)、ワセシロ(自家製種芋 0.7kg)、インカノメザメ(1kg)、インカノメザメ(自家製種芋 0.3kg)、男爵(1kg)、メークイン(1kg)、キタアカリ(0.3kg)インカノヒトミ(0.3kg)、ピルカ(0.3kg)、サヤアカネ(0.3kg)、インカルージュ(0.3kg)、はるか(0.3kg)、コガネマル(0.3kg)

   インカノヒトミ以下の品種は新しい品種で非常に高価である。特にピルカ以下の5品種は今回初めて作ってみるものでどういう芋が出来るか楽しみである。