トマト
  トマトはメキシコ(南米)原産で新大陸発見直後、ヨーロッパにもたらされた野菜でイタリア料理、メキシコ料理でよく使われている。日本でも江戸時代に入ってきたと言われているが、食用として広く普及したのは比較的新しい。

  今は温室栽培で年中市場に出回っているが,露地栽培では6月から10月までが栽培時期となる。日本では生食で食べることが多いが、ヨーロッパ、アメリカでは料理をして食べることが多い。

  そのためか、日本のトマトは品種改良されていて甘すぎるように思う。甘ければ良いと言うもので無いと思うけれど、甘いものが市場に広く出回っている。昔のような酸味がありなんとなく青臭い感じがするものが無くなったようだ。

  5月連休前後には苗を売っているが、自分の所では趣味で種蒔き、苗作りからやっている。

  家庭菜園では自分の好きなものを作れるので、甘さ控えめの品種、多分甘い品種、2年半前にイタリア旅行中に購入した料理用に使うと思われる全く甘く無く少し固い品種など4品種の種を蒔いた。

品種 (いずれも交配種(F1))
F1甘美(2007年通信販売で購入)、ブランデーワイン(2006年通信販売で購入)、おどりこ(2008年農業資材販売店で購入)、Pomadoro Miss Betty(2008年、イタリア旅行中に購入) 

  2月12日に保温式育苗器に蒔いた種から発芽した苗を3月2日にそれぞれ8〜10本をポットに移植し簡易温室に置いた、しかし、ブランデーワインという品種以外は寒さで枯れてしまった。
  
  そこで、再度、3月3日に保温式育苗器に残り(3品種をそれぞれ10〜15個蒔き、8〜12個が7〜10日で発芽した。種子や苗の段階での見かけは、品種による区別はつかない。

  3月14日に苗をポットに移植し、簡易温室内と室内の窓際に置いた。

種子(2011年3月3日)            発芽した苗(2011年3月14日)
   
   
 3月15〜18日は氷点下の寒い日があったため、一部の苗が枯れた。 寒さに対する耐性は品種によって相違がある。