甘夏みかんと八朔みかん

   
 甘夏みかんと八朔みかんは10年くらい前に苗木を購入して植えた。群馬県はみかん類の栽培をするには少し寒すぎて適当でない。冬場が寒い時は上の方の葉や茎が霜でやられて枯れてしまう。また、折角なった実も熟する前に凍結してスカスカになることが多い。寒さに弱いみかん類の中では夏みかん、八朔みかんは比較的寒さに強い。いずれも風当たりが弱く陽射しを受けやすい所に植えている。

  毎年実をつけるが、その数は年によって異なる。また、実が熟する前に駄目になることもある。充分熟して甘くなるまで置いておくと寒さでやられてしまうので、少し早めに取るが酸っぱさがかなり残っている。みかんの良い香りがするので大部分は生で食べるのでなく、マーマーレードを作るのに使う。無農薬で作っているので心配なく使える。
  今年も12月になりオレンジ色になってきた。試しに甘夏蜜柑10個、八朔みかん8個を取ってみた。まだかなり酸っぱい。2〜3月には食べ頃となるが、それ以前に寒さにやられてしまうかも知れない。(12月12日)

  甘夏みかん8個、八朔みかん15個を収穫。八朔みかんは実が少なかったので全部を収穫した。少し酸味が強いがそれなりにおいしい。しかし、沢山ありすぎて少人数家族では食べきれない。(12月30日)

  残りの甘夏みかんの実一個を残してすべて収穫した。数えてみると45個。(1月10日)

                甘夏みかん(12月12日)                   甘夏みかん(12月12日)
                   


                 八朔みかん(12月12日)                   八朔みかん(12月12日)
                    


 2010年の収穫
 甘夏みかんは全部で70個近い
 八朔みかんは全部で22〜25個である。

 少し取れすぎ、おそらく来年は減収となる。

マーマレードと甘夏みかんピール
  市販のものと異なりいずれも無農薬でワックスなど使っていないので、そのままマーマーレード、甘夏みかんピールを作った。いずれも非常においしい。かなり大量に作ったので、マーマレードは瓶詰め、甘夏みかんピールは冷凍保存した。