レタス、チコリの花
今年は猛暑の日が続き、レタスなど葉物の野菜の出来が良くない。一方春先に種をまいた色々の品種のレタス、チコリの一部は収穫しないで花を咲かせ種を取った。
食用になるレタスはぜいぜい20〜30cmの背丈だが、取らないでおくとトウが立ちどんどん伸びて1〜1.5mに成長する。上部に直径1cmくらいの小さな黄色のきれいな花を沢山つける。花の形を見ると菊の仲間であることが分かる。また、レタスは多くの品種があるがいずれも同じような花で、もともと同じものであったことが推測される。
レタスの花 レタスの花
ロメインレタス サラダナ ステムレタス
サニーレタス
一方、チコリもトウが立ち背が高くなり多くの花をつけるが、こちらは直径3cmくらいできれいな紫色で、矢車草の花のようである。濃緑色のチコリ、赤系統のチコリいずれも似たような花である。レタスとは別の種類である。また、チコリはいずれも苦味がある。チコリだけでは苦くて食べる気がしないが、レタスに少量のチコリを混ぜたサラダはおいしい。
チコリ(濃緑色の葉) チコリ(濃緑色)の花
チコリ(赤色の葉) チコリ(赤色)の花