桃の木は新里の畑に3本植えている。無農薬で栽培しているので実に虫がつきやすいのが欠点である。果樹を無農薬で栽培するのは非常に難しいのを実感する。また、葉が茂りすぎるので日が入り風通しを良くするため、時々剪定する必要がある。

  一番古いのは1995年頃に苗木を購入した白鳳。2本目はやはり白鳳という品種で2006,7年に苗木を購入した。白鳳という品種は7月上旬から中下旬にかけて実がなる。
  3本目は2000年頃に苗木を通信販売で購入したものだが、品種名を忘れた。こちらは8月中旬以降に実がなる。しかし、真夏は害虫や鳥が最も活躍する時期で、満足な実にありつけることが少ない。
 
  モモは4月から5月にかけてピンク色のきれいな桃の花が咲いた後、実をつける。この時大きな実がなるように適当に摘果したり、風通しが良く日当たりがよくなるように伸びてきた不要な枝を切り落とすなど手入れが大変である。
 
2011年の記録
モモの木(2本目、4月8日)            4月8日(つぼみ、もう直ぐ花が咲く)
   

 
 
2010年の記録

  もっとも古くからある白鳳という品種で7月上旬の今が収穫時期である。今年も沢山のおいしい実をつけた。

桃の木                            桃の実(6月23日)                    桃の実(7月8日)
  

 2本目の白鳳の系統の品種はまだ小さいが実が5.6個なり、食べてみたら非常においしい。

      桃の木(2本目)                          2本目の桃の実(6月23日)
         


 3本目は花が咲く時期は他の2本と変わらないが、晩生のようでで食べれる実がなるのが8月過ぎで一月以上遅い。7,8月の暑い時期は虫の活動が最も活発で、この桃の実は熟す前に殆ど虫にやられてしまう。昨年始めて食べれる実が2,3個出来たので食べてみたら結構おいしかった。他の桃がなくなった後が収穫時期なので手入れをして袋をかけているが、数は少なくまだまだ青い実の状態である。熟れる前に虫にやられて落果するかもしれない。
      桃の木(3本目)                         3本目の桃の実(7月8日)
        

 

  実がある程度大きくなったら、虫除け,鳥除けに一部袋をかける。しかし、半分近くは虫や鳥(ヒヨドリがやってきて赤くなった実をつついていく)にやられてしまう。袋の隙間からつつかれているものもある。鳥や虫に全部を取られる前に少し早いが、7月5日から一週間で1本目と2本目の桃の実を全部取った。全部で30個以上くある。このうち見掛けが大きく熟れている桃は生で食べた。非常においしく、売っている高級品の桃と遜色が無い。作った甲斐がある。食べきれな桃はまだ一部残しているが、時間が経つにつれおいしさがなくなっているようだ。

 また、虫が付いていたり鳥がつついていたりしたもの、あるいは食べ切れなかったものを使って桃のジャムを作った。桃ジャムもかなり沢山出来た。味は悪くない。自家消費以外に友人に送るつもりだが少し多すぎる。